内容説明
父を目前で殺されたショックで、ディアナは前後の記憶を失った。そのため法廷で証言できず、恋人のルークが有罪判決を受けてしまう。あれから歳月は流れたものの、いまだ記憶は戻らないままだ。せめてルークの汚名をそそぎ、真犯人を見つけよう。ディアナはそう決意し、事件の再調査をはじめた。だが当時の話をきくため初めてルークの屋敷を訪れたところ、彼は瞳に憎悪をたぎらせて吐き捨てた。「協力する代わりに、僕が求めたらいつでも応じることだ」復讐心を満たすため、私に情婦になれというのね。けれど、ディアナにこの残酷な契約を断るすべはなかった。★NYタイムズベストセラー作家が贈る感動作。その実力をリンダ・ハワードが絶賛するのもうなずけます。★
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
akiyuki_1717
3
再販した方を先に読んでて再読です。とにかく可哀想なストーリーです。ヒロインの家族の非道さに、ヒロインがここまで善良な人間に育ったのが不思議なくらいですが、ヒーローも若かったことと、ヒロインに裏切られたことで、完全な人間不信に陥るのも、仕方が無かったと理解できました。ビバリーさんにしては珍しく、ある意味では現実味のあるお話で、すごく重かったです。ヒーローがヒロインのことを恨んでいたのは仕方ないですが、色んな意味で誤解していたことをもっと深刻に反省して欲しかったし、ヒロインに誤って欲しかったな。2016/04/12
くろうさぎ
2
最近読んだ中でもかなり泣けてしまうお話でした。しかし、ヒロイン父の醜悪さも飛びぬけてます。よくみんな我慢してたなぁ・・・。ヒロイン母はなぜこんな奴と結婚してたんでしょうね・・・・?ただの正当防衛だったのになぁ・・・・。ヒーローはどうしてヒロインが遊びまわってたとか思うんでしょうかね・・・?不思議。2011/09/01
ちはや
0
真実を明るみに出すと他のところに被害が出る。家族が家族を思うのはいいことだと思うけど、それが殺人事件に関わってくるとなれば話は別だと思うんだけどな。。 2006/12/17
-
- 電子書籍
- 災厄令嬢の不条理な事情 婚約者に私以外…
-
- 電子書籍
- セックス依存症になりました。 分冊版 …
-
- 電子書籍
- 東京チャイニーズ 裏歌舞伎町の流氓たち…
-
- 電子書籍
- 増税は誰のためか SPA!BOOKS




