幻冬舎文庫<br> せつない時間

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幻冬舎文庫
せつない時間

  • 著者名:藤堂志津子【著】
  • 価格 ¥517(本体¥470)
  • 幻冬舎(2014/03発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344408760

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内容説明

私はごく平凡な女だった。彼に比べ何もかも見劣りがする自分をひそかに恥じ、愚かしいほど彼の言うなりだった。彼と別れ不眠症になった私は、夜ごと公園に走りに出かける。共に走った男との、一夜のみの関係から始まった新しい恋。八方塞がりの状態にひとすじの光が射し込む、そんな人生の瞬間を切りとる、珠玉の恋愛小説集。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

遥かなる想い

91
本屋でなにげなく題名に惹かれて、購入した本。女性の想いを綴ったこの手の恋愛小説は、なかなか感情移入ができないため、苦手なのだが…藤堂志津子が描写する10の恋愛小説はちょっと重くて、ちょっと哀しく程よい緊張感があって、平凡な人たちの恋愛模様を身近な距離で伝えてくれる。はまることはないだろうが、時々は読んでみたい、そんな 本。2010/07/04

ちーちゃん

15
藤堂志津子さん初読み。うーむ、私には合わなかったかも💧最後まで、一生懸命読んだつもりだけど…響かなかった、残念<ちょっとした、でも大切な「せつない時間」を語る物語10編>★人によって「せつない時間」はこんなにも違うことを実感。読書は違う自分になって翔んでいくことでもあるし、自分でも気づいてなかった気持ちを突きつけられたりもするのだと。2021/04/14

北山央晃

5
切ない時間と言うタイトルを付けるなら藤堂さんの作品はすべてその名にふさわしい。彼女の作品に長編があるかどうかわからないが、恋愛を描くのに長編にするのはどうなのだろう。恋というのは儚くも移り変わりゆく瞬時性を常に内包している。その恋が例え永遠の愛を標榜していたとしてもだ。その切なさゆえに僕はときどき藤堂さんの作品に戻ってくる。2013/07/07

もりの

3
タイトルに惹かれて購入したけど、せつないというか話半分で終わってる感じがして物足りなかった。2024/03/22

チェス

3
読みやすく読了。図書館本。2019/04/10

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