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内容説明
毎日それなりに楽しく生きているはずなのに、時折たまらなくむなしくなったり、すべてを投げ出したくなることはないだろうか。豊かな社会が実現し、“自分自身のため”に頑張ることすら意味を見出しにくい現代日本では、“私は~のために生きている”と思える人生のテーマ、人生の希望や目標をいかに描くかが大切になってくる。本書は、そのための道標を“フランクル心理学”に求め、第一線のカウンセラーである著者ならではの語り口で、“人間をほんとうに幸福にする”人生哲学への気づきに読者をみちびいていく。ナチス強制収容所の極限状況から生還したオーストリアの精神科医V・E・フランクルが説いた、「絶対的な人生肯定の方法」とはいかなるものなのか。著者みずからの苦悩や体験を踏まえながら、フランクル心理学のエッセンスをもとに読者の魂に響くメッセージをおくる著者渾身の人生読本である。
目次
第1章 なぜ、すべてがむなしいのか―「生きる意味を求める病」に取りつかれた私<br/>第2章 欲望を満たしても、心は満たされない―追うほどに逃げていく“幸福のパラドックス”<br/>第3章 “生きている実感”を取り戻したい―私たちを幸せにする「人生哲学」<br/>第4章 「生きる意味」は、すでに与えられている―フランクルが説く“人生からの問い”<br/>第5章 自分の「なすべきこと」を見出す方法―フランクルの人生肯定法(1) 「創造価値」を実現する<br/>第6章 あなたを必要とする“誰か”のためにできること―フランクルの人生肯定法(2) 「体験価値」を実現する<br/>第7章 「運命の受け止め方」次第で、人生は変わる―フランクルの人生肯定法(3) 「態度価値」を実現する
感想・レビュー
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黒頭巾ちゃん
daiyuuki
うえだしゆう