内容説明
アメリカによるイラク戦争は石油確保のためといわれるが、本当は、イスラエルの安全のための戦争だという。国際世論を敵にまわしてまで、ブッシュを戦争へと導いたユダヤの政治パワーはどのようなものなのか。本書は、これまでタブー視されてきたユダヤ・ロビーとアメリカの外交戦略の関係を、日本で初めて学術的に分析する。
目次
プロローグ ユダヤ系高官とイラク戦争
第1章 最強のユダヤ・ロビー
第2章 ユダヤを思いやる米国議会
第3章 イスラエル=キリスト教右派同盟の誕生
第4章 ユダヤ人議員の実力
第5章 ユダヤ・マネーの仕組み
第6章 大統領とユダヤ人社会1―F.D.ルーズベルトからジョンソン
第7章 大統領とユダヤ人社会2―ニクソンからブッシュ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
静かな生活
1
3.7◼︎丁重な一次資料といった趣き。アメリカが主導してきたリベラル民主主義の「ホンネ」の部分が浮き彫りとなっている。「タテマエ」をかなぐり捨てた現トランプ政権とイスラエルが良好な関係にあるのはいかにも象徴的。2019/12/05
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反イスラエルな政治家がいるとそいつの選挙区に刺客を送り込み、金を使って宣伝しまくってそいつを落とす。 力はあるが、都市伝説で謳われているような国際政治を牛耳るほど強いものではない。アメリカに複数存在する強力な圧力団体のひとつ。2013/03/15
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