ハーレクイン 暗闇のオアシス

著者名：ヘレン・ブルックス【著者名】/竹本祐子【翻訳者名】

ハーレクイン（2013/02発売）

• ISBN：9784596736819

内容説明

結婚を4カ月後に控えていたキットは、フィアンセが別の女性と同じベッドにいる現場を見た。婚約指輪も2人で買ったフラットも、全部いらない。キットは今後のことを考えるため、すべてを放り出してモロッコに来た。だが、エッサウィラという町で暴漢に頭を思いきり殴られ、彼女の意識は底知れぬ暗闇にのみ込まれていった。「もう安全だ」目覚めた時に聞こえたのは、深みのある男の声。その男性はジェラール・デュモンと自己紹介し、彼女の名前を尋ねた。「わたし……自分がだれなのかわからないわ」キットは記憶を失っていた。信じられないほど親切にしてくれるジェラールに、彼女は不安を覚える。この人はきっと見返りを求めているんだわ。早く逃げ出さなくては。★自分を救ってくれた男性に、恐怖心を覚えるのはなぜ？モロッコを舞台にエキゾチックな愛の世界が繰り広げられます。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[きき]

ヒーロー忍耐の人。ヒロインの心の傷と向き合う姿勢が良かった。ヒロインの過去は不幸だったけど、愛してくれるヒーローと友人エマに恵まれてヒロインは幸せ者だと思う。

2016/07/03

[くろうさぎ]

そんなに好きな話じゃないかも・・・。

2010/06/23

[くろうさぎ]

記憶喪失になっちゃったヒロイン。しかし、元婚約者はとんでもないろくでなしでした。ヒーローはちょっと強引で強烈すぎちゃったのかも・・・・。でも、我慢強かったかな・・・。

2010/05/18

[たくあん]

「子猫くん」という呼びかけを見るたびになぜか笑いがこみ上げて来るので、集中できなかった。話の内容はいつものヘレン・ブルックス作品に、モロッコの描写が加わった感じ。記憶喪失ものなので仕方なくはあるんだけど、ヒロインのトラウマ的な過去が終盤で突然明かされたせいで、彼女に共感を覚えにくかった。そのせいで感動もしなかった。

2025/04/02