内容説明
ナターシャはこれまで仕事一筋に生きてきた。過去の苦い経験のせいで恋愛にも結婚にも興味はないけれど、大の親友が結婚することになり、花嫁付添人を頼まれた。花婿付添人との顔合わせも兼ねた婚約披露パーティに招かれ、会場に入ろうとしたところを、一人の男に呼びとめられる。彼に不審者のように扱われて、ナターシャはかんかんになった。なんて尊大な態度なの。王子かなにかのつもり?目の前の失礼きわまりない男が花婿付添人だとは、このときのナターシャは知るはずもなかった。まして、彼がまさしく本物の王子だとは。★お待たせしました!ソフィー・ウエストンがアラブの王子様をヒーローに、魅惑の新作をお届けいたします。★
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サム
1
ゆうときますけど ホットなシーンはありませんよ!どちらかというとどうやら恋をしてしまったと気付く前から ヒーローが悶々としている姿が可愛いです。自分の身を守るためもあってヒーローシーク・カジムにぽんぽん言うヒロインナターシャも可愛い。2009/09/06
りりか
0
シークであるヒーローがヒロインの為に高価なプレゼントを贈ったものの、それが受け入れられずに、かえって彼女を哀しませてしまったことに、動揺する場面がとても良かった。思い通りにならない恋に振り回されるシークと、不器用で素直になれないヒロインの距離が少しずつ近づくのが良い感じです。2012/01/28
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