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内容説明
いつも一つのことだけに集中する、すぐビジネスに結びつける、締切は必ず守る、思いついたことは必ずメモする、オンとオフはしっかり分ける……では、突き抜けたアイデアは生まれない。ガチガチ頭で考えることをやめれば、ひらめきは必ずやってくる。数々の人気テレビ番組を手がけ、スランプ知らず、ストレス知らずで「アイデア」を仕事にしてきたクリエイターが、20年のキャリアをとおして確信した、逆転の発想法。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐島楓
42
何でも面白がってやっていると、それがいつのまにかアイデアの糧となる・・・理想的なスタイルですね。あの自然体な雰囲気は伊達じゃない。2015/08/01
愛
34
週に1回ラジオで声を拝聴している小山薫堂さんの本。小山さんの「アイデア体質」もよく考えられているなと感心したものですが、小山さんのお父さんもまた素晴らしい教育の仕方で。日本語が読めて話せるんだったら迷子になんかならない、という話にはハッとさせられました。それにそんな一方で、スタッフのバースデーサプライズのくだらなさがまた良い。「意味がないことに意義がある。意味がない以上何をやってもいい」これは私の大好きな森見さんの言葉ですが、どこか通じる所がありますね。仕事を全力で楽しむ小山薫堂氏。実に興味深いお方です。2014/05/09
KAKAPO
29
小山薫堂さんが、自分の経験に基づいて、アイデアが生まれた過程を書いた本。内容は軽めなので読みやすい。「何のためにその仕事をするのか、目的をはっきりさせることが大事。そのミッションで一番大切なことをまず見極めて、それを成就させるためにどうすればいいかを自分なりにつかむ。いいアイデアというものは、その上になりたつものだと思います。」とのこと。また「成果主義ではなく、相手を楽しませようとする方が良いアイデアが生まれる。」何かを経験した時に、「自分だったら、こうするのに…」を勝手にアイデアを考えることも効果的。2018/02/03
kinkin
24
アイデアの出し方、生まれ方というよりもむしろそこに至るまでのプロセスの重要性。無駄なこと、意味の無いことがアイデアの源でもあると感じた。2013/08/11
Yuma Usui
23
放送作家の著者が実践しているアイデアを生む方法を教えてくれる一冊。「勝手にテコ入れ」として飲食店やサービスなど身の回りのことについて自分なりに改善案を考えているとの事で真似してみたいと思った。2019/06/16