中公文庫 御隠居忍法５ 亡者の鐘

著者名：高橋義夫【著】

中央公論新社（2011/12発売）

• ISBN：9784120037818

内容説明

暗闇が訪れるころ、奥山の寺で呪いの鐘が鳴る……。住職の血を吸った鐘楼に隠された謎とは？　巷間を騒がす噂の真相を明らかにしようとする御隠居一行に、襲いかかる黄泉よりの遣い手たちの正体は？　家督を子に譲り奥州は笹野に住み着いた伊賀者、元御庭番・鹿間狸斎見参！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[星落秋風五丈原]

家督を子に譲り、奥州は笹野に住み着いた伊賀者の子孫・元御庭番、鹿間狸斎。若い側室と産ませた女児、親子３人静かに余生を送ろうという願いとは裏腹に、狸斎の元には今日も様々な難事件が…。『Ｗｅｂ小説中公』掲載に加筆。

2010/05/30

[ワッピー]

久々にシリーズに戻りました。ご隠居とはいっても40代後半…なんですね。奥寺で起きた住職殺人事件に挑む狸斎。寺領の村で次々と事件が起き、腕もさることながら胆力で事件に分け入っていくかっこよさ。憧れます。

2012/07/26

[須那 雄太郎]

津山市立図書館

2025/06/20