- ホーム
- > 電子書籍
- > 教養文庫・新書・選書
内容説明
得意気に博識ぶりを披露する。つまらぬ沽券にこだわる。何でも全てを知っているかのごとくに振る舞う。自説をいい張って譲らない。周辺的なことをほめる。自分勝手に「親しい仲」を演出する。不幸に遭った友人に、すぐに連絡して慰めようとする。異性の前では別人かと思わせるほど猫をかぶる。勝手に「親戚」にして自慢する。自分の地位が第一で、決して部下をほめない。「部下に適切に処置するように指示した」と責任回避する。ひまでもわざわざ部下に雑用を頼む。試着ばかりで絶対に買わない。声高に商品にケチをつけ、他の客の購買意欲を削ぐ。ペットを人間より大切にする。立食パーティーで我さきに料理を目指す……。気取って振る舞っていても、つい、いつもの癖が出て、他人からは嫌がられてしまう。あなたの周りにもそんな「裸の王様」がいるだろう。ビジネスから恋愛まで、巷に溢れる“勘違いな人”の実例を挙げつつ、好感を与える振る舞い方を示す。
目次
第1章 とてもつきあい切れない「感じ」の悪い人<br/>第2章 「感じ」のいい上司、悪い上司<br/>第3章 こんなに困った「感じ」の悪い客<br/>第4章 「なぜかモテない人」は「感じ」が悪い<br/>第5章 若者にシカトされる「感じ」の悪いオヤジ<br/>第6章 世間はこんなに「感じ」が悪い
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
トダ―・オートマタ
6
基本的にはマナーのことを言っていると思った。 個人的に項目があまりにも細かすぎるだろうと思ったのだが まあ感じが悪く見えてしまうのは仕方ないだろうな。 普通の社会的な常識があれば、本書に書いているようなことは 防げるのではないかと思う。2012/04/04
さとなかミムラ
5
ブックオフで見つけて自分への戒めのつもりで購入。読み進めるうちに感じの悪い人達の事例にどんどん気分が悪くなり…。ブックオフに売りに行きます。 2018/01/15
Naota_t
3
★3.0/「感じ」の悪い人を羅列するだけの本。導入部分がないため、何の本かよくわからない。「感じ」の良い人は、あとがきにある「相手の身になって考える」人だ。それに行き着くために、点の話がずっと続くので苦痛だった。「感じ」の悪い人の例は普遍的で学びもない。中でも「一度でも誘ったらずっとメンバーとして扱うべき」「断った上で真似る」「買う気のある客に譲る姿勢を」などは著者の個人的な恨みなのか、私の価値観とは全く合わなかった。著者のように、ペットを人より優先してはならないと言い切る人は、私にとって「感じ」が悪い。2023/06/07
curiousyu
0
感じ悪い人にはならないように、悪い事例をあげている。著者がステイタスがあって、そういう人向けなのか、高級スーパーに行ったら、ひやかし客にならず何かしら買って帰りましょうと奨励していたのは謎だった。それ以外はそうだよなと思えることです。2012/01/07
oku
0
後半はいまいちな記述もある。具体例はたくさんあるけど、一番大事なのは、あとがきにもあるように、「相手の身になって考える」こと。それができれば「感じ」のいい人になれるのでは。2009/04/10
-
- 和書
- グリム童話魔法の法則