プラチナ文庫 今宵、眼鏡クラブへ。

著者名：秀香穂里【著者】/やまかみ梨由【イラスト】

プランタン出版（2012/03発売）

• ISBN：9784829623459

内容説明

眼鏡onlyのデートクラブの店長･椎堂は､凄惨な過去のせいで超毒舌｡だが店のNo.1の北原は､椎堂の弱い内面を見透かした｡腹立ちまぎれの「俺の相手をしろよ」に忠実に従う彼に､思いがけずイかされる｡望むだけ､甘いSEXを与えてきた｡長い指が熱孔を嬲るのに咽び泣くが､こんな命令に従う従順さがわからない｡なのに彼に期待する自分がいる｡そんな時､北原が客に催淫剤を仕込まれた｡普段と違う欲望の滲む眼差しに椎堂は思わず…｡レンズの奥の忠愛に蕩かされる悦楽。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[そらねこ]

めっちゃ面白かったんです！ただ…表紙がな…って事で長々と積んでました。イラスト新しくして新装版出したら良いと思う～。そして続き出して欲しい。タイトルの眼鏡クラブどうかななぁ～…。狂犬の匂いのするワンコも良いし、一人で生き抜いてきた美形オーナーのツンなのにすぐ落とされちゃった素直さが好きだ。そして理由にも凄く納得出来たもん。狡猾で残忍なヤクザに対してどう対抗していくのかは…続きが読みたいけどね。

2018/09/16

[りんご☆]

読了

2016/05/03

[華緯]

電子。え…?こんなとこで終わる…?面白いのは、これからじゃないの?…オーナー含め、従業員みんな、何かしら深いものを抱えていて、でも、今をしたたかに生きている…そういう雰囲気がばしばし伝わってくるキャラばかりで、なかなか読んでて萌えました。さすがに、オーナーの豹変振りは『…ちょっと…;;』ってレベルでしたが、攻めがなかなかいい性格に見えたので、まとまるまで楽しめた。でも、これから893相手に頭や人脈で、どう立ち回るのか…期待した気持ちを返して欲しい…。

2015/05/07

[黎]

秀作品の中で最も好きなものの一つ。究極の言葉S＆粘着攻北原とS＆M受の椎堂のカップルが最高すき。北原の言葉攻の暴走が止まらない(著者曰く「真面目にいやらしい」)のも素敵だけどそれに恍惚とするSなのにMの椎堂がもうねじくれてて楽しいです。ある意味二人の楽園でずっと幸福でいて欲しい。それでどこまで暴走するのか時々消息を。絵を換えて再販希望。

2010/11/10

[saki＠まったり更新中]

眼鏡好きな方のための秀センセのご本（笑）眼鏡ばっかのホストクラブ。オーナー(店長だったかな？)はガラ悪くて、その彼に尽くす敬語使う年上ホスト(ちょいワケアリ)ワンコかとおもいきや時折狂犬化する。