心の休ませ方 - 「つらい時」をやり過ごす心理学

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心の休ませ方 - 「つらい時」をやり過ごす心理学

  • 著者名:加藤諦三
  • 価格 ¥610(本体¥555)
  • PHP研究所(2011/08発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569667096
  • NDC分類:159

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内容説明

からだが疲れたら、休憩や睡眠をとれば回復する。では、生きることに疲れた心はどうすればラクになるのだろうか。真面目に頑張っているのに、なぜか報われない――本書は、そんな現代人のためのメンタルヘルス読本。「人生には、頑張る時と休む時がある」という著者が、なぜ心を病むのか、その時どうすればいいのかをアドバイスする。ストレスにさらされ続けた心を休ませ、生きるエネルギーを取り戻すためには、「人生に疲れた原因を周囲や世の中のせいにせず、自分に与えられた試練として現実を受け止めること。その対策を考えるための行動を起こす勇気を持つこと。少しでも前向きな選択をすること」が必要だと、心理学の視点から説き明かす。「休むことも生きること」「傷つく必要のない言葉で傷つくな」など、「うつ」に負けることなく、幸せに生きるための具体的方法を開陳。多くの悩める読者を励まし、ホッとさせたベストセラー人生論、待望の電子化!

目次

第1章 なぜ生きることに疲れてしまうのか
第2章 愛情飢餓感がマイナス発想の原点
第3章 生きることに疲れた時は、生き方を変える時
第4章 うつ病者の感情表現
第5章 春がくるまで休もう
第6章 「生きるための決断」をせよ
第7章 うつ病の心理
第8章 生きるエネルギーをためる法

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

miri

60
支援者としての立場から。相手を理解する、病状を理解するというのはとても難しいことです。ともすれば、自分の常識で審判を下すということになりかねません。自分の感情と折り合いをつけるためには、何故そうなるのかのメカニズムを知ることです。ここでは、うつ病の患者さんの心の反応や根本にあるものが紹介されています。知るということが大切。知識をつけ、悲惨なものと一定の距離を置いて、自分の心を守るというのも必要なことです。では、どのように支援ができるかというその先のことも考えさせられました。2021/06/30

あかは

43
この本を読み始めてから、「あれ?私のこと言ってるのかな?」と思う程共感し、新しい視点をくれました。ただ、休ませ方、というかうつ病になりそうな人、または、少し回復して自分と向き合える人にお薦めです。渦中にいる人には、なかなか厳しめな感じがします。うつ病にも色々原因があると思うので、全ての人が本書にあてはまるとは思いませんが、考えさせられる読書時間でした。2023/05/02

コージー

38
★★★★☆ラジオのパーソナリティもしている加藤諦三氏の著書。生きることに疲れた人に向けた「心の休ませ方」。主にうつ病で苦しんでいる方に向けた内容である。イソップ物語風の創作物語が心にズキンとくる。【印象的な言葉】①「私は幸せ」と言えない。そう言ったら もう愛を求められなくなる気がするからである。②なぜ生きることに疲れるのか。それは自分がチューリップなのにタンポポの花を咲かせようとしているからである③うつ病になるような人は、皆が楽しそうにしていればいるほど、孤独感が刺激される。2019/01/14

ホークス

35
元本は2003年刊。時々著者の本を読みたくなる。重たい心の話には発見がある。人間は親や周囲から否定され続けると、自分を押し殺すようになる。結果、「自分はチューリップなのにタンポポの花を咲かせようとして、生きることに疲れてしまう」。また「周囲の人から認めてもらいたい」という人間の欲求は、年齢性別を問わず強い。満たされなければ悔しく、不愉快で、相手を憎む。「不幸」は偽装された憎しみだと言う。過去の苦しみが帳消しになる事を認められず、「幸せになどなるものか」という心理から、自分は不幸だと言い続ける。咀嚼したい。2024/11/01

カッパ

26
【162】369【◎】言葉は優しく簡単な言葉ででもわかりやすく伝えてくれました。辛いのはエネルギーが切れてしまうのはこれまでとても頑張ってきたから整えてきたから。生きてるだけでしんどいからまず休む。無理にではなくゆっくりと。そんなことを教えてもらえます。2017/05/02

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