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内容説明
論理の本質に迫る、論理学という大河の最初の一滴を探る冒険の旅! あくまでも日常の言葉を素材にして、ユーモアあふれる軽快な文章で説き明かされていく。楽しみ、笑いながらも、著者とともに考えていく知的興奮。やがて、「考え、話し、書く」という実際の生活に生きている論理の仕組みが見えてくる。論理学ってなんだかむずかしそう、と思っているあなたにこそ、ぜひ読んでほしい「目からうろこ」の入門書。
目次
第1章 あなたは「論理的」ですか?
第2章 「否定」というのは、実はとてもむずかしい
第3章 「かつ」と「または」
第4章 「ならば」の構造
第5章 命題論理のやり方
第6章 「すべて」と「存在する」の推論
1 ~ 1件/全1件
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
k5
67
ミステリ的な論理って論理学的に正しいのか、と思って読み始めて二箇月。ずいぶん放置してしまいました。すごく面白かったんですけど、脳の容量に限界があり、、、きっかけができたので、論理式の出てくる本を読んで早めに補習したいと思います。2021/09/14
とくけんちょ
57
たしかに、ややこしい。ただ論理学なんてものは、ややこしくて当然だ。通読したが、すべてがすべて理解できて、光がさした訳じゃない。でも、読み終えて、少し脳が活性化したのは間違いない。脳の日頃、使わない部分のストレッチは気持ちいい。2021/03/24
Nobu A
44
野矢茂樹著書3冊目。06年刊行。野矢本は前書「論理トレーニング101題」が強烈に印象に残っている。演習を通して学べる論理学。本書では正しい思考過程を経て真の認識を得るために、思考の法則や形式を研究する論理学を平易な言葉で開陳。ただね、この「平易」が曲者。平たい言葉が故に禅問答のように感じる。晦渋な言い回しはないが、決して簡単ではない。分かったような分からなかったような。巻末の「おわりに」が秀逸。論理学の造詣を深める為に他先生の他著を数冊推薦。やはり簡単ではないことを示唆。時間をおいて又論理学を囓ろう。2024/11/29
とくけんちょ
33
まさか再読だったとは。読み返すことによって、少しは理解が進んだのだろうか。実感はないな。論理的であることに魅力を感じるし、そうありたいと思う。実感は湧かないが、思考トレーニングは継続しかないか2024/07/11
内島菫
32
論理が言葉の関係(の中でも限定されたもの)である限り、「矛盾」というものは、ものやことの方にではなく人間(言葉)の方にあるという指摘は、当たり前だけれど普段は人間に都合よく反転されて見えなくなっている。が、「矛盾」があるところには必ず、一つの公理系が行き止まり(再)反転するためのポイントがあると思う。つまり、「矛盾」はそれだけで私たちの秘密の一端を明かしているといえる。そして何より、「仮定」が一番最初(前提)にあることは、隠喩的でシンボリックである。2018/10/24
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