中公新書<br> 入門!論理学

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中公新書
入門!論理学

  • 著者名:野矢茂樹【著】
  • 価格 ¥814(本体¥740)
  • 中央公論新社(2013/12発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784121018625

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内容説明

論理の本質に迫る、論理学という大河の最初の一滴を探る冒険の旅! あくまでも日常の言葉を素材にして、ユーモアあふれる軽快な文章で説き明かされていく。楽しみ、笑いながらも、著者とともに考えていく知的興奮。やがて、「考え、話し、書く」という実際の生活に生きている論理の仕組みが見えてくる。論理学ってなんだかむずかしそう、と思っているあなたにこそ、ぜひ読んでほしい「目からうろこ」の入門書。

目次

第1章 あなたは「論理的」ですか?
第2章 「否定」というのは、実はとてもむずかしい
第3章 「かつ」と「または」
第4章 「ならば」の構造
第5章 命題論理のやり方
第6章 「すべて」と「存在する」の推論

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

k5

66
ミステリ的な論理って論理学的に正しいのか、と思って読み始めて二箇月。ずいぶん放置してしまいました。すごく面白かったんですけど、脳の容量に限界があり、、、きっかけができたので、論理式の出てくる本を読んで早めに補習したいと思います。2021/09/14

とくけんちょ

56
たしかに、ややこしい。ただ論理学なんてものは、ややこしくて当然だ。通読したが、すべてがすべて理解できて、光がさした訳じゃない。でも、読み終えて、少し脳が活性化したのは間違いない。脳の日頃、使わない部分のストレッチは気持ちいい。2021/03/24

内島菫

31
論理が言葉の関係(の中でも限定されたもの)である限り、「矛盾」というものは、ものやことの方にではなく人間(言葉)の方にあるという指摘は、当たり前だけれど普段は人間に都合よく反転されて見えなくなっている。が、「矛盾」があるところには必ず、一つの公理系が行き止まり(再)反転するためのポイントがあると思う。つまり、「矛盾」はそれだけで私たちの秘密の一端を明かしているといえる。そして何より、「仮定」が一番最初(前提)にあることは、隠喩的でシンボリックである。2018/10/24

chanvesa

27
入門とうたっているだけあって、数式はなく、平易な文章で野矢先生のギャグやユーモアが散りばめられていて面白いけれども、やはり頭の中がごちゃごちゃしてくる。簡単ではないから、もっと丁寧に読まなくてはいけないとしきりに反省。。。2016/12/03

KAZOO

27
題名は入門!論理学ですが、初めてこのような本を手にする方はかなり読んでみて戸惑う方がいらっしゃるかもしれません。やさしい言葉で書いていますが、内容はかなり高度だと思います。これ1冊で論理学の主要なところはマスターできるのではないでしょうか?数学が好きな方であれば比較的とっつきやすいかもしれませんが、そうでない方は紙に自分で書いていくことを勧めします。2014/05/12

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