内容説明
突如江戸を発ち、中山道を西へ向かう謎の浪人・音無黙兵衛と伊之助、初美の三人。その目的を掴めぬまま、久世家・土井家それぞれの密偵も後を追う。道中、黙兵衛一行は野盗一味の襲撃を受け、伊之助が行方不明になる。書き下ろしシリーズ第四弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
一五
7
とうとう再読本。無言殺剣。しゃべらない音無黙兵衛と心で会話する伊之助、初美の旅。これ面白くって結構読んだが、読んでないのがあるようだし 図書館チェックしよ2020/05/12
matsu0310
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☆☆ちょーっと飽きてもきたぞい。そろそろ話、進めてよ2011/10/29
Mikey
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黙兵衛、伊之助、初美の中山道の旅は続く。途中で野盗に襲われたがなんなく撃退、2度めは銃を使われ、今度は伊之助が撃たれて碓氷川に落ちてしまう。野盗は黙兵衛が撃退したが、伊之助は瀕死の重傷。川下の村で幼い兄弟に助けられて命を取り留め、逆に兄弟の非遇を救ってやることに。見事に丸く収まり旅はまた続く。伊之助と初美の仲も近くなった感じがして微笑ましい。2018/08/19