グーグル・アマゾン化する社会

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グーグル・アマゾン化する社会

  • 著者名:森健
  • 価格 ¥693(本体¥630)
  • 光文社(2014/08発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334033699
  • NDC分類:547.48

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内容説明

グーグルとアマゾンに象徴されるWeb2.0の世界は、私たちの実生活に何をもたらすのか? 多様化、個人化、フラット化の果ての一極集中現象を、気鋭のジャーナリストが分析・解説。

目次

第1章 多様化が引き起こす一極集中現象―巨大な一極とフラット化した世界
第2章 Web2.0の世界―「ユーザー参加型」「膨大なデータベース」
第3章 Amazon―参加のアーキテクチャー
第4章 Google―半強制的な参加のアーキテクチャー
第5章 スケールフリー・ネットワーク―金持ちほどますます金持ちになる理由
第6章 個人への一極集中―タグとパーソナライゼーション
第7章 「民主主義」によってつくられる“主体性ある思考”

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kent Kaseda

9
「多様化」や「ロングテール」、「フラット化」といったキーワードが注目される。しかし、それとは逆に、グーグルやアマゾンの台頭が示す様に、一部の企業に利益が一極集中する現象が観られることを指摘している。また、情報化は、意見の多様化ではなく、むしろ世論の画一化をもたらす風潮さえ見受けられる。IT化やグローバル化が引き起こす、利益や意見の一極集中・画一化への警戒心を持つ必要があることが分かる。2018/02/28

DEAN SAITO@1年100冊

7
「一極集中」というワードの定義が曖昧な割に多用しすぎで中身の詰めが微妙…だけど、「スマホ登場以前・iPhone登場以前」の定点観測としては興味深い内容。 グーグルアマゾンが当時から凄いのはいいとして、UX発想で勝利したiPhoneでブラックベリー等々のその他スマホを市場から駆逐したアップルが、この時点では「使いやすさと互換性」のウィンドウズに対する敗北者とされてるのが面白い。やっぱり変革は大衆が予想しないところから生まれるのか。2019/09/16

おらひらお

6
2006年初版。内容的にはweb2.0の説明とグーグルとアマゾンを概観したうえで、web2.0がもたらす社会の変化についてまとめたものです。最終章とそれ以外のつながりがやや悪い印象も受けますが、学ぶところも多いです。読了後、グーグルは屠場に近い印象を受けました。あと、ロングテールの実態もよくわかりました。2012/03/30

makimakimasa

4
古い本だが、最近興味の出てきた2社について、まとめて知れると思って手に取った。何となく全部読み切ってしまったが、あまり印象に残らず、得る物は少なかった。ウェブについて述べた本で10年も経ってしまうと、さすがに情報の劣化が激しい? IT知識少なめな自分でも、内容は肌感覚で分かってる事だらけだった。書いてある事自体(情報や富の一極化)は現在も益々進行している。ライブドア事件や、流行り始めた頃のmixiなど、懐かしいトピックもあり。アフェリエイトを始めたのがAmazonだというのを初めて知った。2016/03/26

Arowana

4
挑発するテクノロジー。米発技術知の最前線に迫る社会批評書1冊目。 (目次) 多様化が引き起こす一極集中現象―巨大な一極とフラット化した世界/Web2.0の世界―「ユーザー参加型」「膨大なデータベース」/Amazon―参加のアーキテクチャー/Google―半強制的な参加のアーキテクチャー/スケールフリーネットワーク/個人への一極集中―タグとパーソナライゼーション/「民主主義」によってつくられる「主体性ある思考」/ 2013/09/25

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