内容説明
結婚披露宴で、アラナは夫リースの友人とダンスを踊っていた。すると驚いたことに、リースが嫉妬に満ちた視線を向けてきた。変ね、彼が嫉妬なんてするはずがないのに。結婚紹介所〈求む、妻〉を通じて愛情抜きの結婚をしたアラナは、リースにとって、飾り物の妻でしかなかった。二人が喜びとするのは、ベッドのなかでの行為だけ。だがその夜交わした愛は、今までとは何かが違っていた。もしかしたら、私たちの関係が変化し始めているの?それを確かめることはできなかった。翌日、アラナは交通事故に遭い、夫の記憶を失ってしまったからだ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ばん
8
求む、妻シリーズ2 亡くなった夫の執着心に苦しめられてきたヒロインと、婚約者に裏切られたヒーロー。契約結婚、というわけでもない複雑な関係の二人。お互いに愛は懲り懲りだと思っている。ヒーローが良い男でストレスフリーで読める(*^^*) 愛し合う二人って素敵だ。2018/08/18
やまと
4
優しく思いやりのあるヒーロがとても良かった。 特に記憶喪失の後のヒーローは本当に素敵な人でした。 お話も読みやすく面白かった。しかし・・ヒロインの前の夫は・・・強烈でした。2015/09/14
ちゃろ
1
⭐⭐⭐便宜結婚した夫婦。交通事故で記憶喪失になり夫のことを忘れてしまったヒロイン。 二人ともバツイチで最初の相手が最悪。ヒーローが愛に気づいてからは、とっても素晴らしい旦那様になって妻に尽くす変身ぶりがいいな。2013/12/26
キッチンタイマー
1
情が深いクセに寛容にみせてるヒーローって大変。見せびらかしの為にセクシー路線とか。2013/06/22
麻琴
0
再読。「求む、妻」シリーズで一番好きな話。想いに気付いてからのヒーローが本当に誠実でかっこいい。ヒロインの記憶喪失期間がやたら短いけどヒロインの考える記憶を取り戻した理由にちょっと感動。☆42015/02/27