内容説明
関取になれなかった相撲取りはどうやって食べたらいいのか――そうだ「警備会社」を作ればいい! そんな発想からこの小説は生まれました。名付けて「ドスコイ警備保障」。この会社の社員には、少々の凶悪犯では絶対に敵いません。ガードマンが「スモウレスラー」なら外タレのウケもいいでしょう。さてさて、こんな設定で書かれた小説はいったいどんな展開になるのか? 読んでのお楽しみです。 面白さ100%保証!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
相田うえお
160
★★☆☆☆17063 ドスコイ!といえば何気なく相撲をイメージしますよね。当たり前に聞いてますがドスコイの語源を知ってます?ドッコイ,ドッコイショからきてるらしく、さらに調べるとドスコイは大阪などの西日本の方言で、大きいとか太いという意味で使われてたとの事。当時、大阪相撲甚句の合いの手が主流となり広まったと。。へぇ〜ですね。ついでに四股は当て字で本当は醜(恐ろしい意味)らしいです。地にひそむ悪霊を踏みつけるという神事に由来してるみたいですね。シコは何回するんでしょうか、シシ16,シコ20。これは冗談。2017/07/06
にいにい
105
初室積光さん。引退力士の生活のために受け皿として設立された「ドスコイ警備保障」。実際にこんな元力士だけの会社があればいいのに。元力士で警備員になった人はいるだろうけど、多く集まると凄い。警備の力は流石だし、それぞれ個性を活かし、タレントにも。彼らの活躍が笑いと涙を誘う人情味溢れる娯楽的一冊。成功に海外の大物スターを使ったり、会社がテンポよく大きくなりすぎたり、結婚も一気に決まり過ぎの所は、もっとじっくり描いて欲しかったけど、時間潰しに最適なエンタメ小説。2016/07/02
タイ子
92
昨今を騒がせてる相撲業界はさておき、タイトルに惹かれて読んでみた。初読み作家さんではあるが、アイデアは斬新だと思う。相撲から引退した人たちは再就職に困難だといい、そこで元横綱が彼らを警備の仕事にと会社を立ち上げる。 心技一体の彼らなら即戦力に間違いはない。 ここら辺りまでは面白かったけど、そこからがなんだか失速気味。笑わせようとしているのがあざとく思えて斜め読み。内容的には好き嫌いが分かれるんだろうけど私には合わなかったかな。ただ、元横綱の心意気が奇しくも今問題になってる定義に皮肉に思える所はありましたね2017/12/08
のんちゃん
73
廃業力士の為に相撲協会理事長が力士だけの警備保障会社を設立。何せ体が違うので、警備内容は万全だ。凶悪犯逮捕も外国人タレントやスーパースターの格闘家の警護も朝飯前。そしてそれらの仕事が人気を呼びまた、次の思いもかけない仕事に繋がっていく。そして師弟愛や家族愛、仲間の思いやり等ホロリとさせる一幕もありと、盛りだくさんの内容だ。あまり小説に登場しない力士という人々の事がよく分かる内容になっている。痛快感動小説がお好きな方は是非どうぞ!2017/08/08
mr.lupin
65
タイトルのままの中身。元力士達が史上最強の警備会社を立ち上げた。相撲をやめたらただのデブ? いやいや身体も大きいが心も広く 面白おかしくサクサクと読了。 ☆☆☆☆★2018/08/05
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