内容説明
きいてみたいなナースのホンネ!食堂にラーメン導入を嘆願したナースや、「盛り場」を勘違いしたナース、火星旅行で充電する?ナースや、看護大の受験をやめると言い出したナース志望の女子高生など、ナースたちの奮闘とナースをとりまく人間模様を元ナースがあたたかく描く。人気漫画『おたんこナース』の原案者が贈る、泣いて笑って日頃の疲れが吹き飛ぶ一冊。ナース休憩室とは、ナースステーションの奥にあるナースたちが休憩する部屋。それまでわいわい騒いでいたのに、ある人が入ってきた途端に水を打ったように静かになったり、みな疲れきっていてため息がひとつふたつ漏れ聞こえ全体にどんよりしていた室内が、誰かが差し入れのタコヤキを持って現れたことで突然宴会のように賑やかになったり……、そんなナース休憩室で雑談するような気持ちで書いた、今までなかった「休憩室」エッセイ。
目次
1 ナースの・き・も・ち(ナース休憩室の天気はくるくる変わる;夜勤にメイクする?しない? ほか)
2 患者さんのこころ模様(「寝たふり」の楽しみ;身代わりのぬいぐるみ ほか)
3 あしたも看護が好き(さわやかナース小百合さんの秘密;朝はやさしく起こしてほしい ほか)
4 思いやりいっぱいの人たち(ほんとうの贅沢とは;火星旅行で充電する? ほか)
5 エンゼルケアを担当した日は(「死んだ後も霊安室に行きたくない」;彼の背中を見ながら ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tow
9
優しい語り口で、楽しかったり、寂しかったりする話。ほっこりできる。2018/10/14
Nobuko
5
初出が違う様々な話を繋ぎ合わせた為か、著者の立ち位置が今ひとつ掴めず共感できなかった。看護師として病棟で働いている同僚の話なのかと思えば、外来であったり、訪問看護師であったり。突然学生時代の話に戻ったり、看護師ではなくなっていたり。登場人物をイニシャルで書いていたかと思ったら、必要以上にフルネームで年齢付きになっていたりと内容よりも読み難さが先に立った。あと、飲み会とか恋愛、職場の人間関係とか看護師とは関係ないしと思う話も。もう少し深い話を期待していた分、肩透かしをくらった感じ。古い作品だし仕方ないかな。2024/07/27
のり
2
夜勤のメイクはその人のメイクに対する基本姿勢が見えてくる。エンゼルケアを担当した日は、家族に無性に会いたくなる。様々な患者さんを通して、看護師の仕事ぶりが見えてきます。見えない部分で大変なことも多々ありますが、看護師っていい職業だと思いました。2014/11/18
ゆうこ
1
☆途中で断念2012/04/06
hamm
0
☆☆☆☆