内容説明
将軍・大名から無宿人まで、多様な人間が集まった江戸。荒々しい気風の新興都市が成長していく中で、江戸で生まれ育ったことにこだわりを持つ人々が増え、「江戸っ子」の美意識が醸成されていった。意気地や張りが信条の江戸っ子に愛されたのが、歌舞伎の助六だ。黒羽二重に紫鉢巻に剥き身の隈取り、蛇の目傘を手に颯爽とした立ち姿と、粋なせりふ……。助六という芝居の面白さをひもときながら、江戸っ子像に迫る。
目次
第1章 江戸っ子はどこにいる
第2章 『助六』には江戸が詰まっている
第3章 上方の心中物を、江戸の曽我物に
第4章 江戸っ子・助六の誕生
第5章 悪所で花咲く庶民の文化
第6章 江戸っ子の美意識が生んだ助六
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