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内容説明
京極夏彦の直木賞受賞作『後巷説百物語』のモチーフとして一躍有名になった、江戸時代の人気妖怪本。妖怪絵師たちに多大な影響を与えてきた作品を、画図、翻刻、現代語訳の三拍子をそろえて紹介する決定版。
目次
第1章 画図編(白蔵主 飛縁魔 狐者異 ほか)
第2章 翻刻編(白蔵主 飛縁魔 狐者異 ほか)
第3章 現代語訳編(白蔵主 飛縁魔 狐者異 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェルナーの日記
48
本書は題名に『竹原春泉画』とあるように色鮮やかな版画を軸に44匹の妖怪物語で構成されている。版画と翻刻(版画に対する物語の原文)。そして現代語訳で編まれているが、それぞれが飛び飛びなので、ページを行ったり来たりと何か忙しい(栞も3枚必要だし)。しかし、しかしである。本作は、かの京極夏彦氏の『巷説・百物語』の元ネタとなる1冊。京極ファンならば、外せない1冊でしょ!2015/10/26
まさ
24
江戸時代に流行った「百物語」の元になっているものか。妖怪画とその翻刻、そして現代語訳の3つの章に分かれているので、それぞれ楽しめた。登場する44の妖怪それぞれが多様なので、話語られていくその時代の夜をあれこれと想像できた。2023/06/10
テツ
17
まだ夜が果てしなく深く暗かった時代。人々は闇の中に己の内に秘めた恐怖や畏れを確固としたカタチとして幻視していた。妖怪の姿がフルカラーで描かれ現代訳もきちんと掲載され、何も考えずにぼんやりと古の本邦を闊歩していた怪異の姿を眺めるだけでも死ぬほど面白い。夜の隅々まで人工の明かりが照らす今の時代には彼らはみんな死に絶えてしまったのかな。人間が彼らに仮託して誤魔化していた生物的な本能的な恐怖や畏れの逃がし場所は無くなり、今の世界ではそうしたモノが変な形で凝ってしまっている気がする。2018/01/15
KASAO
15
再読。桃山人こと桃花園三千磨が描いた妖怪画集。鬼太郎で妖怪を知った自分の個人的な認識だけど、同じ妖怪画集ある『画図百鬼夜行』がスタンダードなら、こっちはちょっと渋いマニアックな一冊。だからこそ読んでいて楽しい。妖怪一匹一匹に解説がついているのも面白い。相変わらず、この手の本は教養が深ければ深いほど発見が多くなる気がする。2016/11/26
記憶喪失した男
10
江戸時代の妖怪本。1841年刊。東洋の伝統的な幻獣を探して、この本を読んだ。「オオガマガエル」の原典だが、ものすごいわずかな記述しかない。狐や狸がよく出てくるが、これはというものは少ない。幻獣の典拠を探すと、ほんの数行のことばであることは東西の幻獣でどちらもそうであることが多い。西洋の幻獣が人気だが、まだ読んでいる途中だけど、おそらく、1855年のブルフィンチの「ギリシャ・ローマ神話」が元であり、西洋の伝統的な幻獣も現代のような格好良いものになったのは最近だと思う。百物語とあるが四十四体があるだけだ。2020/11/11
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