内容説明
ルーシーはベッドに横たわり、思い悩んでいた。知り合ったばかりの男性とベッドをともにしてしまうなんて!しかも相手は、彼女の勤める会社を買収した企業から、視察のために派遣された人物だ。リック・コナーズ――ハンサムで、どこか威厳を感じさせる彼に、たちまち惹かれ、その魅力に屈してしまった。かつてオフィス内の恋愛で心をずたずたにされたことがあり、職場の男性とは二度とかかわるまいと決めていたのに……。でも、視察が終われば彼は本社に戻る。顔を合わす機会もなくなるわ。ルーシーはむりやり自分にそう言い聞かせた。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ううまん
1
結末はわかっているのだが、読んでしまうのがハーレクイン。今回はナイスな彼に天邪鬼な彼女。気分転換になってよかった。2016/09/18
りりか
0
相手の正体を知らないまま深い仲になってしまい、懸命に恋に落ちまいと頑張るヒロインですが、そんな彼女の努力を簡単に無にしてしまうヒーローとのやりとりが面白かったかも。ヒーローは自信家ではあるけれど、そんなに強引ではない好感が持てるタイプ。意表を突くような派手なエピソードがあるわけでもないので、とても読みやすかったです。2012/01/23
こえん
0
ヒロイン在籍の企業を吸収合併する予定のヒーロー、仕事で出会ってすぐに惚れ込んだ、離婚の痛手から立ち直ってないらしいヒロインを何とか手に入れようと画策。ロンドン→バルバドスと仕事を口実に縄張りに誘い込むも、しっかり逃亡されるのが可笑しい…。2009/08/10