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内容説明
旅は、沖縄の台所・那覇の牧志公設市場から始まった。宮廷料理から百年古酒まで、島バナナ、タコスから南米料理まで。人と出会い、身体で感じながら見えてきたものは――。
目次
プロローグ マチグヮーの二階から
第1章 宮廷料理
第2章 神さまと食べる
第3章 ネガティブをポジティブに
第4章 アメリカから、南米から
第5章 フルーツのくに、山原へ行こう
第6章 泡盛ルネッサンス
第7章 与那国花酒紀行
エピローグ 生きることは食うことや
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kawa
30
3月に沖縄滞在の予定。これまで沖縄の食べ物は得意ではなかったのだが、本書を読んで各々の食べ物の起源や歴史を知ることが出来て、良い予習が出来た。折り良く頂戴した石垣のかまぼこ、本書にあるように温め食したら美味しくてラッキー。2025/02/27
ナディ
9
今まで読んだ数少ない沖縄本の中で、すんなり入ってきた1冊。個人の主観なんだけど、ほどよい距離感を感じる。沖縄大好きなのもわかるんだけど。花酒の章では泣けてきた。ヤバイ!与那国島にも行きたくなってしまうではないか。2015/06/21
雲をみるひと
4
沖縄料理に関する本。やや古い本だが、古さは感じない。宮廷料理、酒、フルーツ、かまぼこ等テーマ毎に沖縄料理の類型やルーツが纏められており面白い。ただし、文中の店紹介は古いので参考にならないかもしれないが。2018/08/20
Hiroki Nishizumi
3
申し訳ないけど、あまり好きになれない。なんとなく聞きかじったことや、一二度見たことが書いてあるようだが、なにかしら素直さを感じない。まぁこんな自分のひねくれた性格なので他山の石とすべきか…2013/07/28
ねむい
1
下地島のビーチで寝転がっている時に、かたくるしい本を読むのも嫌だなあと思って、積んでいた中からこれを読んでみた。非常にまじめに沖縄の食について取材をしてまとめられており、勉強になった。沖縄が持つ独特の歴史・魅力をただ消費するだけじゃなくて、残せるようになにかできることがあればいいんだけど。2016/12/01