内容説明
「二十四時間以内に帰国し、我が国の実力者と結婚しろ!」父からの脅しにも似た厳命に、ケイラは茫然とした。祖国バラカは、女性の権利などないに等しい国。戻りたくない。しかも、会ったこともない男性と結婚するためだなんて……。途方に暮れるケイラの前に、思わぬナイトが現れた。シーク・カーレン・ヌリ。ケイラの初恋の相手だ。「僕なら君を助けることができる」ケイラはその言葉を信じていいものかどうか戸惑ったが、父の回し者に襲われ、ついに彼に助けを請うた。それが新たな苦難の始まりとも思わずに。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akiyuki_1717
1
ヒーローがどこでヒロインに愛を感じるようになったのか、今ひとつ理解できなかった。ヒロインが十代の頃ヒーローに惹かれていたのは知っていたのに、兄のために利用して愛人関係にまでなろうと考えるところが、非道すぎる。ヒロインもギャーギャー喚くだけでなく、行動に移すだけのファイトが見られたら良かったのに…十年近くヒーローのことを陰ながら想い続けてきたのに、目の前に来たら文句ばかり垂れてるし、影から見るだけで幸せって言ってたのは、何だったんだろう?設定と、ヒロインの気持ちに一貫性がなかった。2016/03/12
ちはや
0
あれだけイヤだ、と言っていたのにすんなり結婚してしまうところはヒロインは長年離れていてもやはり祖国の風習に囚われてるのかな~なんて思ったりも。最後「で?」って感じで終わってない?? 2007/02/24
葉月
0
Cの下の下2011/09/20
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