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内容説明
きちんと挨拶ができない、正しい敬語を話せない、路上や公園にゴミを平気で捨てる、満員電車の中で新聞を広げて読む――。そんな品のない人が増えてはいないだろうか。相対性理論を発見したことで一躍有名になったアメリカの物理学者・アインシュタインは、かつて日本人を評してこう言った。「日本人の素晴らしさは躾や心のやさしさにある」。1899年、新渡戸稲造博士は『武士道』を出版した。執筆の動機は、「『日本人の心に宿る伝統精神』を世界の人に理解してもらうことにあった」というが、博士は同書の中で、アインシュタインも愛したその精神をあますことなく紹介している。本書は、「日本人の素晴らしさは己を磨く『道徳』と『修身』である」と説く、『武士道』をわかりやすく解説したものである。「仁・義・礼・智・信」――。今、我々が失いつつある伝統精神を見直し、品格ある生き方を考える格好の書。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Toshy
3
日本人の精神世界がよくわかる一冊でした。海外の人と接すると、自分が日本人だと自覚する事が多いけど、その理由がわかった気がしました。2013/07/15
マウンテンゴリラ
2
江戸時代に 古来からの仏教、神道および特に儒教からの影響を受けて成立した武士道の基本精神が解かり易く説かれていると感じた。著者は、公務員や企業の講習会の講師としても活躍されているようであるが、現代の問題をただ現代的な視点、価値観を是として論ずるのではなく、過去の日本人の歴史的精神から学ぶべきであるという姿勢を持っておられるように思え、大変共感できた。→(2)2013/06/02
空太
2
日本人にとって大切なものがわかりますね。うん、いい本でした。2012/12/15
赤穂幹太
0
武士道精神は素晴らしいけどそんな高潔な生き方は自分にはできないと思った2020/01/03
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