ちくま文庫<br> 増補現代思想のキイ・ワード

個数:1
紙書籍版価格
¥792
  • 電子書籍
  • Reader

ちくま文庫
増補現代思想のキイ・ワード

  • 著者名:今村仁司【著】
  • 価格 ¥715(本体¥650)
  • 筑摩書房(2015/08発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784480422125

ファイル: /

内容説明

ドゥルーズの「リゾーム」、フーコーの「脱中心化」、バタイユの「蕩尽」、デリダの「ディコンストラクション」。80年代のニューアカデミズム、ポストモダンとは何だったのか? 世界を席捲した現代思想のキイ・ワードが、20年の歳月をへて、今よみがえる。新たに第5部を書き加えて、21世紀の思想状況に斬り込む「増補決定版」が、ここに登場! 現代思想はいま、どの地点にまでたどりついたのか。

目次

ノマドロジー(遊牧論)
否定弁証法
批判理論
脱中心化(知の考古学)
呪われた部分(蕩尽)
マルクス現象
ディコンストラクション(脱構築)
スピノザ現象
群衆
暴力〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

はりねずみ

6
初版は1985年だが、今でも随分頷ける。題名の通り主に現代思想のキーワードを解説している。基本的なことを比較的平易に説いていて、特に真新しいことが書かれているわけではない。本書を読んで「脱構築」やバタイユの言う「蕩尽」の意味が少し理解できたり、いかに自分が資本主義社会の論理「交換」に染まっているかを気付かされたりした。最近本屋で「マルクス主義云々」と題された新しい本が発売されているのをよく見かけたが、この時代にこそマルクス主義を見直す意味はここにあるのかな、と思ったり。その他「大衆」「ノイズ」「暴力」など2015/10/01

がま

0
大菩薩峠の考察が興味深かったけど、実物にはちょっと手を出しにくいな・・・2013/11/15

hiratax

0
(2005)読んだのは講談社新書版だったような。 この頃まだ著者は生きていたんだなよなと思うと隔世の感。2005/03/07

esbee

0
新しい社会のあり方を本気で模索しないといけないよなあ2012/02/05

とんこつ

0
前半部分がヘーゲル以降の思想の流れが見えて特に参考になりました。全体的に現代思想をかいつまんで紹介している程度なので、きっかけとしての一冊という印象。主観ですが、現代思想には既成の思想への問い直しであったり、フレームワークを取っ払おうという意志が感じられます。2011/12/21

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/126004
  • ご注意事項

最近チェックした商品