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内容説明
「自分の健康は自分で守る」――そのためには、食生活を意識することが必要です。戦後、日本人の食事は、肉、卵、牛乳などの摂取量が増加し、欧米型の食生活に変化しました。すると、病気の種類も、脳梗塞、糖尿病、肺ガン、大腸ガンなど、それまでの日本では少なかった欧米型の病気が増えたのです。つまり、病気を決めているのは食生活だということがわかります。本書では、食事療法を中心とした体にやさしい治療法を実践する医師が、健康的に生きるための食生活をアドバイスします。野菜、果物、魚介類、赤ワイン、ビール……誰にも身近な食材が、どのような病気を遠ざけてくれるのかを詳しく解説。栄養価や効能、理想の食べ方や料理方法を具体的に紹介します。便秘、二日酔い、風邪など、ちょっとした不調のときにも効き目のある食材がわかるので安心です。“薬”になる、114の食材をしっかり食べて、健康とキレイを手に入れましょう!
目次
序章 食べ物を変えれば健康になれる!
第1章 薬になる野菜(野菜類・イモ類・海藻類・キノコ類)
第2章 薬になる穀物(穀類・豆類・種実類)
第3章 薬になる果物(果実類)
第4章 薬になる魚介類
第5章 薬になるその他の食材
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひろ☆
20
野菜や果物などの栄養分や効能。豆知識にもなるし、面白く読めた。2014/12/19
圓(まどか)🐦@多忙のためほぼ休止中
8
野菜、果物、魚介類中心にした食物の栄養解説本。基本的に1品目に対して見開きでの解説で雑学や民間療法つき。とにかく文庫本で廉価なので献立の参考として常備しておいて損はないです。日本の食生活の欧米化と共に病気も欧米化は納得。みそ汁の具に根菜類やキノコ類、わかめや豆腐を入れることが健康的な生活の助けになっているはずだし、季節の果物を欠かさない生活を続けたいものです。2021/10/25
あや
7
ひとつの食べ物にはさまざまな栄養素がある。たとえば爪を強くするには小魚や胡瓜が良い。私は爪がマニキュアを塗っているように綺麗だと言われるけれどそれは胡瓜の糠漬けを毎日のように食べているからだと思う。何の食べ物が何の病気に効果があるのかとてもわかりやすく親切に書かれた良書。病気に悩む方や健康に関心がある方におすすめの1冊。2020/03/15
Noboru
3
意外と重宝します。 体調が悪いときなど、意識して食べ物を摂るようになりました。2010/01/01
パンプキン
3
文字通りの事典です。お行儀悪いですけど、たまに、食事しながら今食べているものをこの本で調べたりすることも。でもそうやって、いかに食事が大切なものかを自分に叩き込むようにしています。文庫価格でこの知識が得られるとは、本当に贅沢な一冊だと思います。2014/08/26