パレット文庫 パレット文庫 やさしくだまして惑わせて

著者名：真船るのあ【著】

小学館（2014/12発売）

• ISBN：9784094215847

内容説明

瀬川陽（せがわひなた）は、名門男子校・嶺峯(れいほう)学園高等部の新入生。甘くてあどけないベビーフェイスだが、外見には全く無頓着（むとんちゃく）。　入学式当日。広い中庭で迷った陽は、『氷の貴公子』と異名（いみょう）を持つ美貌の三年生で生徒会メンバーの泉澤英悟（いずみさわえいご）に出会う。次の日泉澤は、学園のカフェテリアで再会した陽に、生徒会室へ遊びに来るように誘った。超クールで今までに誰にもなびかなかった泉澤だったのに！？　そんなある日、陽は人気行事『子猫ハント』ゲームの猫役に選ばれた。子猫は捕（つか）まらないよう隠（かく）れるが、捕まることができた人は子猫を一日自由にできるという危険なルール。陽に一目惚（ひとめぼ）れした泉澤は陽の身を心配するが、その思いの裏には・・・！？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[風祭]

可愛らしい話だった。陽が前向きでいい子だった。

2016/09/12

[風鈴]

「名門男子校で『子猫ハント』ゲーム。 　子猫役の新入生の運命は・・・！？」 帯の文句ですよ？ 登場人物に対する美麗賛辞が多くて、どうしようかと思いました。 こんなの、ここ最近みてないよ。！ 私のの好みとはまた、別世界。 それもまたヨシ！！ ああでも、夜道をアイス食いながら、連れ立って歩くシーンは、いいね。 こんだけ伏線があるなら、シリーズ化するといいのに。 若竹のように清々しい美青年と朴念仁の監査部の人との関係が気になるし。 むしろ、こっちが好みだ。

2006/12/03