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内容説明
何もかもうまくいかない、“一生懸命”がカラ回りしている……そう感じることはありませんか? 「あれもこれも」と焦ったり、何をやるにも理由を必要としたり、つい人に突っかかってしまっていませんか? それは「心の息ぎれ」です。本書は、ゆっくりと人生を楽しむのが苦手な人のための心理学。休んでいると不安になる原因を解き明かし、心をすり減らす生き方を変える方法が見つかります。つねに緊張している“タイプA”的性格や、疲れていても休めない執着性格の言動とその解説の中に、悩みを解消するポイントがあります。「認めてほしいという心の叫びに耳を傾ける」「100%ではなく0.1%から変えてみる」「自分のある人は、楽しいこと・嬉しいことを知っている」「能力以上に認められることは本当に幸せか」などをヒントに、心の姿勢を見つめ直しましょう。忙しすぎて自分を見失う前に読んで欲しい一冊。
目次
1 「もっともっと」と走り続けるのは立ち止まるのが不安だから?
2 生きることの意味がわからなければ人生は楽しめない
3 「実際の自分」の取り戻し方
4 一〇〇%ではなく、〇・一%から少しずつ変えてみる
5 「幸せだなー」という実感、「生きたなー」という実感
6 人生には攻めるときと守るときがある
7 自分が今ここに存在していることの意味を知る
8 一番やりたいことを始めてみる
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
itosan04
1
タイプAに自分が該当するかどうか、誰か知ってる人で該当するか考えながら読んだ。2015/12/31
Do-moMiki
1
この手のタイトルは内容が想像できるので目次ペラペラで十分かと思っていたが、いい意味で予想外。タイプAという人間にきっと自分が入るからなのか自分の事を書かれているようで、周りが言いにくいことをズバリと言われたような気持ちよさを覚えた一冊。2013/12/04
Kensuke Kanda
0
頑張りすぎてしまう。『頑張る』という抽象的なテーマをロジカルかつ経験談でうまく説明した作品。自信の欠如を埋めるために頑張ってしまうのが作中印象的であった。各々頑張る以前に自らの存在を肯定する力の重要性を感じた一冊になった。2012/08/03
まさゆき
0
タイプA的性格の人の特徴について様々な分析が加えられている。決めつけ調で、説教臭い筆者の文章はあまり好きではないが、内容は参考になった。2012/06/14
m
0
例え、比喩、が大量に書き並べられている印象。どれかが読み手に伝わるようにということなのかなぁ。初めて見た格言⇒「蟹は自分の甲羅に合わせて穴を掘る」ちょっと笑った。確かに。2012/02/01