内容説明
環境教育という言葉が生まれて久しいが、依然として課題は山積している。本書が目指すのは学校教育に基盤を置き、現教育課程での目標にも応え、学力向上にもつながる「総合的な学習の時間」の構築。特に人間と自然との関係、それに伴う人間と人間や、社会と人間の関係を考える「環境教育」のねらいに沿った教育活動の実践である。
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目次
第1章 地域研究と総合学習(地域の自然環境と人間活動の関わりをテーマとした観察や調査の観点 環境教育を中心とした「総合的な学習の時間」の展開と課題 ほか)
第2章 教育内容・教材開発の観点(河川環境に関する教材史の分析と考察 総合・科学的な教材としての考古学的な内容について ほか)
第3章 学校と地域とのパートナーシップ(都市域における学校ビオトープを活用した環境教育―人と自然、人と人との「つながり」を学ぶ場づくり 動物を素材とした環境学習―動物園施設を活用した実践プログラム ほか)
第4章 これからの教員研修(教員研修における野外研修について―教育センターでの河川環境を対象とした実践を例に 科学教育の観点から捉えた民間企業体験研修の今日的意義について ほか)