角川選書<br> 女帝の世紀 皇位継承と政争

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角川選書
女帝の世紀 皇位継承と政争

  • 著者名:仁藤敦史【著者】
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • KADOKAWA(2015/01発売)
  • ポイント 12pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784047033917

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内容説明

六世紀末の推古から八世紀の称徳まで、一五〇年間に八代六人が即位した「女帝の世紀」。白村江の戦いや壬申の乱など、動乱と政争の時代を統治した女帝の皇位継承システムと、王権の視点からの歴史像を描く。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

紫草

3
読みながら「なんで?」「そこの所もう少し説明して」って思うところがたくさんあり、私の前提となる知識の不足か、理解力が足りないのか、通説と異なる説へ対応できない頭の硬さなのか、筆者の論に何か不足があるのか、多分どれも全部あるのかもしれないけど、なかなか難しかった。これを踏まえた上での他の先生の説などもさらに読んでみたいです。2020/02/11

のぶさん

2
著者は奈良時代を、藤原氏が他氏族を陰謀によって蹴落としていく時代ではなく、壬申の功臣(皇親を含む)中心の政治から律令制確立に向けた政争の時代であると位置付ける。また、皇位は、天皇皇后から皇太子夫妻に引き継がれ、男女にはあまりこだわりがないという説を立てている。前者の見方は外位の位置付けや長屋王の変の解釈などが面白かった。ただ聖武天皇ってそんなに政治的意志のあった人なのかなとは思う。後者は仮説としてはユニークだが、納得できるほどの根拠を感じなかった。2011/03/25

ゆずこまめ

1
過去ずっと男系相続で皇室が続いてきたわけではかならずないんだなと思った。2021/01/12

まっしゅ

1
不改常典についての説明が多くの矛盾を残したままなので、土台がそれではもちろん「ミオヤ」「ワガコ」の説明も納得のいくものになっていない、と私は感じた。2010/05/22

0
課題図書として読み始めた。前提としての知識が自らに乏しく、理解できないところも多かった。(2017/5/24~26)長らく途絶えていた読書習慣を復活させたい。2017/05/29

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