内容説明
武士の世から、庶民の世へ。世の中の価値観が大きく変わり、多くの血が流された幕末維新。その激動の時代の中で、最後にして最強の剣客といわれた榊原鍵吉。時代の荒波にもまれながらも、剛直に剣一筋に生きた生涯とその成長とを小気味よく描く著者渾身の一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
折登大輔
1
「最後の剣豪」と言われた一人の侍の生涯。己を失わないという事を態度をもって示すとはこういう事なのかと教えてくれていると思う。
dami
1
幕末最後にして最強の剣客といわれた榊原鍵吉の生涯を描いた作品。武士や剣が衰えていく幕末に、自分の道を貫いて生きるのは戦で死ぬよりも険しい道のりだったと思う。この辺りの内容は、もう少し幕末を知ってから読み直すほうが、純粋に楽しめるかもしれない。2012/07/23
藍兒堂
0
★★★
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