オワスレモノ - 傑作ホラー小説

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オワスレモノ - 傑作ホラー小説

  • 著者名:加門七海
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • 光文社(2014/08発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334740344

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内容説明

人身事故のため、停車中の通勤電車内。男は網棚付近に漂う黒い靄(もや)のようなものを目撃する。他の誰も気づかないが、禍々(まがまが)しい気配を放つ何か……。やがてそれが男に向けて迫ってきたとき、彼を襲った身の毛もよだつ出来事とは?(表題作)実話怪談の名手でもある著者が描く、日常の隙間(すきま)から立ち現れる怪異の数々! 全8編を収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

108
加門さんのホラー短篇集で8つの作品が収められています。どれもかなり怖いという印象がありますが、私はとくに「恋人」「アメ、ヨコセ」「オワスレモノ」が非常に気味悪く感じました。「恋人」は人間の怖さも感じます。「アメ、ヨコセ」はある山のおそろしさが印象に残ります。最後の「オワスレモノ」はスプラッター的な感じもありますが非常にこわいしグロテスクですね。2022/11/01

眠る山猫屋

51
現実のすぐ隣に待ち受けていそうな陥計。隣室の住人や乗り合わせたタクシー、怠っていた墓参りに入院した先の病院。そんな身近な場所で遭遇する、現実には〝在ってはならない〟もの。読後感はあまり宜しくないが、勿論それは「怖い」物語だから。読み易くサクサクいけます。『アメ、よこせ』や『二十九日のアパート』が好き。不快なタクシーが不気味なタクシーに変貌していく『夜行』は最後に読みたかったかな、構成的に。2018/10/04

ユミコ

38
ぞくっとする短編集。「アメ、よこせ」が読んでて一番ドキドキした。加門さん初読だったけど好みの作家さん。他のも読んでみたい。2017/03/03

NAO

32
二十九日のアパートはコミカルでじわっときた。アメ、よこせはぞくぞくした。最後のオワスレモノは吐きそう・・・怖い一冊。2015/09/30

つらら@道東民

31
加門作品としては怖さ弱め。タクシーの『夜行』が一番気持ち悪かったかな。田舎に住んでるせいか、ふとした瞬間に『アメ、よこせ』を思い出したりして嫌な感じがします。解説を読むと、加門さんは語りも上手いらしいです。(真似したら、聞かせた相手が泣き出した)聞いてみたいわ~。2014/03/30

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