内容説明
味覚の豊かさを育むことは子どもたちの個性と社会性の育成につながる。「きてきて先生」プロジェクト、「元気な農業講座」はじめ、全国の農村取材に基づく日本の「食育」に対する現場からの緊急提言。
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目次
序章 食と食材の変化は子どもたちの未来を蝕んでいる
第1章 子どもの味覚と個性は一〇歳までに決まる!
第2章 ファストフード化が生活習慣病を蔓延させている
第3章 長寿の国・日本が誇る平均寿命は確実に下がる?!
第4章 食べ物がどこからきたのかを子どもと一緒に考えよう
第5章 スローフードの理念を取りいれた食育運動
第6章 味覚の豊かさを育てることは子どもの個性を育てること
第7章 家庭で実践できる食育とは―「体験教室」を活用しよう
第8章 学校はどう食育に取り組むべきか―全国の成功例に学ぶ
終章 身近なところで食を知ることから始めよう
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
8
かつては現代ほど技術が発達しておらず、また、物も豊富にあったわけではない。そのため、慢性的に様々なものが足りず、補いながら生活を送っていた。それは豊かではないが、しかし、その分多種多様なものを摂取していたということでもある。そして、その多種多様なものを接種するということが健康につながっていた部分もある。2016/05/02
さくらんぼの母
0
平易な文章で読みやすかったが、極端ではと思われる引用もあった。後半の小学校や地域の取り組みの具体例は大変参考になった。2010/04/08
Tomitakeya
0
食べ物が変わった、その変化が分かる。著者は奄美諸島の徳之島に移住したとのこと。そこまではできなくても、やれそうなことをしていくことだと思った。2019/03/09
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