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内容説明
「えー、落語というものは人生のケース・スタディのようなものでして…」。歴史小説を書くかたわら、全国各地で数多くの講演をこなす著者。人名・地名などの固有名詞が次々と出て歴史の話はとかく堅くなりがちだが、著者はそれを柔らかく解きほぐし聴衆の気を逸らすことがない。その巧みな話芸のエッセンスは、何十年来聴き続けてきた“落語”にあるという。本書は、「こんな旅をしてみたい」「ダメ亭主ダメ女房」「嫌な奴を笑わせてやりこめる」「キレイな金の使い方」「“それを言っちゃーおしまいだよ”を言っちゃった時」など、家庭円満の秘訣や人間関係を円滑に保つ方法を、落語から学ぶ一冊。職人や商人、侍が織り成す落語ワールドは、まさに生きる知恵の宝庫。大の落語ファンが名作落語を引き合いに、軽妙に語る上手な生き方。「どうぞ“落語人間”におなりください」。笑いは本人を幸せにするだけでなく、周りも幸福にします!。
目次
風流に生きたい
底抜けに明るい生き方
貧しいけれど豊かに暮らす
ケチと倹約のちがいは?挫折したって歩いていける
プロとしての心構え
夢をかなえる法
老後なんて心配するな
忙しすぎてキツい時
コンプレックスをプラスに変える〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マエダ
61
この本を機に落語を見ようとする人は多いのではないでしょうか。現代の社会と落語を照らし合わせていてとても面白い。2019/01/09
navyblue
3
数多くある古典落語の演目を紹介しつつ、そこからくみ取れるエッセンスを著者の視点でまとめた本。これを読んで興味を持った話を聴くのもよさそうだ。 2016/10/30
wasabi
1
時と共にどんどん失われていく大切なモノを語りで伝播してくれる、ありがたい伝統芸能だ。昨今のお笑いにはてんでついていけないし、ここはやっぱり長屋の八っつぁんや熊さんに人生で必要なことをいくつか学ばせていただこう。2008/02/22
時次郎
1
題名につられて購入したが、失敗。ほとんどが、古典落語のあらすじです。落語を聴いたことの無い人向け。★☆☆☆☆ 2013/04/02
のてぃお
1
落語には詳しくなかったが、読んでみると人間の心の動きが絶妙に表現されていると感じた。読み終わってから落語を聞いてみたいと思えるようになった。2011/01/22
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