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内容説明
晩年はアウトドアを満喫した伊達政宗、大大名から蹴鞠の宗匠になった今川氏真、体調不良と闘いながら大御所政治を行なった徳川吉宗、晩年に3回若い妻を迎えた小林一茶、隠居後に全国を測量旅行した伊能忠敬、新選組隊士から伝道師になった結城無二三――日本史上に名を刻んだ人物のなかには、人生の前半と後半とで、意外なほど境遇が違ってしまっているケースが数多い。落差が大きければ大きいほど、その生き様からは滋味あふれる教訓がにじみ出てくる。本書は、鎌倉時代から明治・大正時代まで、合計40人の「その後人生」を追いかけたユニークな歴史読み物。歴史の意外な知識に出会いたい人にも、人生後半について考えたい人にもおすすめである。月刊誌『PHPほんとうの時代』に連載中には、読者の人気投票でナンバー1になったこともあり、内容は折り紙つき。人物にゆかりの地の写真も満載し、眺めるだけでも楽しめる本文デザインに工夫されている。
目次
第1章 戦国を生き抜いた「その後」(大友宗麟―理想郷の建設を夢見た晩年 伊達政宗―アウトドアを満喫して過ごす ほか)
第2章 江戸の「その後」の達人(徳川吉宗―半身不随と大御所政治 松浦静山―大著『甲子夜話』に懸けた三十五年 ほか)
第3章 明治・大正の「その後」(徳川慶喜―「趣味三昧」で過ごした後半生 榎本武揚―「賊軍首魁」から明治政府高官へ ほか)
第4章 文人・学者の「その後」(鴨長明―文学・音楽・仏教三昧の生活 阿仏尼―「和歌の家」の相続裁判に力を注ぐ ほか)
感想・レビュー
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