内容説明
アメリカ思想史の泰斗による本格的通史第二弾の主役は建国のリーダー、ワシントン。勝ち得た「自由」は公共精神に基づき社会の幸福を追求するためにあると考えられていた。超大国アメリカの歴史的起点を振り返る。
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目次
第1章 「自由と平等」、その原点―独立宣言と建国の理念
第2章 新天地開拓の苦闘―アメリカ植民地とイギリス本国
第3章 「真のアメリカ」探しとワシントンの登場
第4章 ワシントン将軍のリーダーシップ―独立を勝ち取る
第5章 老獪なヨーロッパ大国との駆け引き―革命外交とフランクリンの活躍
第6章 アメリカの一体性をいかにつくるか―フィラデルフィア会議
第7章 理性への信頼と「幸福の追求」―アメリカ共和国の出発
第8章 権力と自由の緊張関係―ワシントン政府の試練
第9章 ワシントンの遺産と今日的課題