内容説明
戦前、日本最大の民間複合企業として君臨し、その後凋落していったカネボウ。町工場から出発して日本を代表する企業に成長、経団連会長まで出したキヤノン。「感性」で勝負する文系企業と、「知性」による研究開発で発展してきた理系企業。全く対照的な両社に勤めたサラリーマンが、「内側から見た企業文化」を描き出す。繊維業界の風習や、発展の原動力となった「キヤノンの常識」など、貴重な証言も満載。
目次
第1章 高度成長とともに
第2章 繊維業界は「密林のジャングル」
第3章 化粧品は「金のなる木」
第4章 本当に同じ会社?
第5章 経営者の責任
第6章 キヤノン入社
第7章 ものづくりのDNA
第8章 キヤノンの常識
終わりに企業文化と価値観
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐島楓
9
お酒を呑みながら昔話をうかがっているような気分でした(適当な表現かわからないけれど)。2011/12/10
luther0801
2
著者の昔話に過ぎない。2013/09/01
かつばやし
2
戦前には一大コンツェルンを形成し、繊維産業を中心に多角経営に乗り出すものの凋落し、化粧品会社として落ち着いたカネボウと、近年進出がめざましいキャノン。筆者の社歴が長いこともあり、カネボウの話がメイン。カネボウの旧態依然とした経営ではうまくいかないのも無理はない。長い歴史をもつ企業ほどこうした傾向から逃れられないのか。2011/06/13
らっそ
2
気になる一文:観音様はあらゆるもの、所に身を移され、慈悲の徳をもって、全ての人をお救いになられます。カメラは自分が持って、他者の長所・美・特徴にピントを合わせ写します。相手の心、立場に立ち、相手そのものになるということです。まさに観音様そのものであります。その意味で『カンノンカメラ』と命名された/経営者の資質は会社の優劣を決めてしまうのです2010/04/15
Yuan Cheng Tai
1
ほとんどカネボウのこと語ってる2012/11/13
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