効果１０倍の“教える”技術―授業から企業研修まで - 授業から企業研修まで

著者名：吉田新一郎

ＰＨＰ研究所（2011/11発売）

• ISBN：9784569648460
• NDC分類：375

内容説明

授業や研修はなぜ退屈なのか？従来の講義中心の教え方は、こま切れの知識を複製して詰め込むだけの「工場モデル」と言える。
学ぶ意欲を削がれ、一割程度しか身につかないのも当然だろう。
本書は、「学び」のプロセスを解き明かし、学習者がより活発に効率よく学ぶ方法論を提示する。
「ロールプレイ」「シミュレーション」など、ユニークで効果的な具体的手法を紹介。
特に、今まで見過ごされてきた応用練習や生活・仕事での実践を重視、「学習者に役立つ」教え方を追究する。
教師から上司まで、指導者のための教科書。
積極的に楽しく学べる教え方を具体例で紹介。

授業や研修会はなぜつまらないのか。従来の講義中心の教え方ではなく、受講者自ら積極的に楽しく学べる方法を、具体的な事例で紹介。

授業や研修はなぜ退屈なのか？　従来の講義中心の教え方は、こま切れの知識を複製して詰め込むだけの「工場モデル」と言える。学ぶ意欲を削がれ、一割程度しか身につかないのも当然だろう。

▼本書は、「学び」のプロセスを解き明かし、学習者がより活発に効率よく学ぶ方法論を提示する。「ロールプレイ」「シミュレーション」「ランキング」など、ユニークで効果的な具体的手法を紹介。特に、今まで見過ごされてきた応用練習や生活・仕事での実践を重視、「学習者に役立つ」教え方を追究する。

▼教師から上司まで、指導者のための教科書。

▼「仕事への応用」や「役に立つ」学びをつくりだすためには、継続的なフォローアップやサポートが不可欠。従来のような「やりっぱなし」の研修や授業では、５？１０パーセントのレベルでしか使いこなせないのに対して、練習やサポート、フォローアップが提供されると８０？９０パーセントに伸びる。（「おわりに」より）

●プロローグ　私の「教え方」史　
●第１章　間違った習慣からの脱出　
●第２章　よりより「学び」をつくるための５つのポイント　
●第３章　「学び」のサイクル　
●第４章　仕事や生活に活かす　
●第５章　「学び」をサポートするためにすべきこと

目次

プロローグ　私の「教え方」史
第１章　間違った習慣からの脱出
第２章　よりよい「学び」をつくるための５つのポイント
第３章　「学び」のサイクル
第４章　仕事や生活に活かす
第５章　「学び」をサポートするためにすべきこと
資料編

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[おいくろ]

「研修の終わりが活動のはじまり」という考えに共感した。その他いくつか参考になる部分があったので読んでよかった。一部眠たくなる箇所もあったが、研修など1対多で教える機会がある人におすすめな本。学術的な話が多いので、今までやってた研修のやり方を変えたい人は関係者を説得するネタにもなりそう。※コメント追記※P27に記載されているアメリカの研究は根拠がイマイチな学習ピラミッドからの引用のようだ。この本を全面的に信じるのは危険なのかもしれない。

2015/10/08

[やなぎ]

いろいろなものが凝縮されてる。こんな研修受けてみたい！

2014/04/16

[にしかわ だいき]

技術的なことよりも、心得的なことの方が多かったように思います。参考になりました。

2015/07/02

[hori_syu]

学校の教育現場における具体的なハウツーは書かれていません。しかし、ハウツーなどのテクニックばかり求めるのではなく、しっかりとした情報を元に自分たちで授業を構築するために必要な情報を数多く提供してくれました。最近はハウツーばかりに気を取られいわゆる“うまい授業”がテクニックだけで行われることもどうかと思っております。何度も読み返して授業の現場に活用したいです。また、自分自身の考えを整理するのことにも是非活用したいです。

2010/07/09

[椎茸嫌い]

新書だからちょっと難しい側面も。でもやはり岩瀬先生の論はストンとくる。管理職になったらこんな学校を作りたい（ならないけど！）

2018/05/06