内容説明
★伯爵家の若君に舞い込んだ縁談の相手は、なんと身分の違う町娘?!15世紀末イングランド、キャヴェンディッシュ家当主の若かりし日の物語。★国王がアリシアの実父の名を知ったら、彼女を生かしてはおかないだろう。養父は幼い彼女の身を案じ、危険から遠ざけるためにキャヴェンディッシュ家の三男トーマスとの縁組を取り決めた。十年の歳月が流れ、輿入れの日がやってくる。十七歳のアリシアは妻となる覚悟に満ちていた。トーマスには婚約の折に会ったきりだが、心惹かれていたし、彼の心を勝ち得ることができなければ生きる道がないからだ。だが現実は困難の連続で、アリシアの心はずたずたに……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
びわ
3
ヒーローが純情?で面白かったwヒロインは寛大だなあ。私ならあの結婚式の夜はキレる!シリーズ全部読みたくなっちゃった。メアリーが最高に可愛かった♪2013/04/16
巴
1
トーマスがなんとも言えない初々しさを醸し出していて(アリシアの方が腹括ってる)思わずこっちも照れ照れしながら読みました。キャヴェンデイッシュシリーズの中でもこれが一番最後に読んだ作品なので、ここから一族のロマンスが始まったのだと思うとしみじみした。作中にちょいちょい食べ物が出てくるので、ついよだれそうになっちゃった(笑)2014/05/02
巴旦杏
1
★★★+ かなり好みの話だけれども、かゆいところに手が届かない的な。2011/07/13
terutyann
1
シリーズで一番好きかも♪私が読んだ中でも珍しいタイプ(笑)のヒーローです。2011/06/13
立花真幸
1
★★★★☆