千円札は拾うな。

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千円札は拾うな。

  • 著者名:安田佳生
  • 価格 ¥597(本体¥543)
  • サンマーク出版(2014/06発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784763196804

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内容説明

千円札を拾うと得をする― ― これは一見常識的なこと。
でも、千円札を拾った人は本当に得をするんでしょうか?
もしもその千円札の隣に一万円札が落ちているとしたらどうでしょう。誰しも、もちろん一万円札を拾いたいと思いますよね。
でも現実には、千円札にばかり目をとらわれて一万円札に気づかない、大きな利益を得たつもりになっているけれども実際には一万円札ではなく千円札を拾ってしまっている、ということは非常に多いのです。
そんな「これはこうするもの」「こうやれば得をする」という既存の常識にとらわれたあなたの固い頭を、ふっと解き放ってくれるビジネスバイブルがついに登場です。
累計35万部を超えるベストセラー『採用の超プロが教える~』シリーズで話題となった、著者のユニークな戦略や経営、人材育成に対する考え方の根幹にあるものはこれだったのかと、読む人は目からウロコ。見えてる人には見えている、新しくて本質を突く内容に、思わずうなってしまうはずです。
若いビジネスマンや経営者はもちろんですが、ひとりでも部下を持つ人ならぜひ読んでほしい一冊。頭の固い上司のデスクに、こっそり置いておくのもいいかもしれません。

目次

1章 成果を生み出す「時間」のとらえ方―時間の常識はゴミ箱へ(勤勉は悪、努力は報われない 残業をやめれば給料は増える ほか)
2章 利益をもたらす「お金」の上手な使い方―お金の常識はゴミ箱へ(経営とは買い物だ 「お金は血と汗と涙の結晶」という考えを捨てる ほか)
3章 大成する「いい男」「いい人材」の見抜き方―人を見る目の常識はゴミ箱へ(男性アイドルの頂点は髪型でわかる 変化値は捨てられるものの量で決まる ほか)
4章 トレンドを捨て、「本質」を貫く考え方―常識を捨てる勇気ある決断(即決にこそ、価値がある 大きいことはもはや安定ではない ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

59
言うは易く行うは難しだと思った。ちなみに道端の千円札を本当に拾ったら交番に届けないと占有離脱物横領罪で罰せられますw2011/11/26

かず

57
★★★★★オーディオブック。タイトルに偏見を感じ、期待をせず聴き始める。ところが、爽快感すら感じさせる相性の良い本だった。この手の本にありがちな、ひたすら常識を否定することに終始することもなく、それぞれの意見に根拠が感じられた。目先の利益にとらわれず、広く長期的な視野を持ってビジネスをしよう。ストレスフリーが生産性を高める。2019/09/03

タックン

38
ずっと気になっていた安田さんの本をようやく購入、読破。いいことがたくさん書いていたのですが、これといって深く印象が残るものはすくなかったです。どこにでもある自己啓発の本と、ビジネス本を何冊か読んでいると、どれも、目にしたことばかりが並んでいるように感じた。まだ、その手の本をあまり読まれていない方には、響く内容がたくさんあると思います。いうなれば、ビジネス入門編といった位置づけなら申し分がない本です。いろんな角度から、自分を考え直すのは、たくさんの多様な考え方が示されています。 2013/12/02

HIRO1970

34
☆★☆安田さんの本は初めて読みました。ちょっと前の本ですが、読書嫌いの人でも読める薄さと解りやすい比喩表現が多いので経営者以外でも参考になる意見は多いと思います。スクラップアンドビルドは経営の基本ですが、何を捨て何に取り組むかは執行者の判断であり決断次第ということになりますが、結局はその人の価値観と未来の成長した姿を想像できているかどうかだと思います。設計図の話はもっともなお話で事業の中にはこの辺がハッキリせずに過去の慣習で継続されているものも多々あると思います。個人的には非常に為になる本でした。2014/01/19

KAKAPO

27
2010年に読んだ本の再読。2006年に発行され『千円札は拾うな。』なんて、奇をてらったようなタイトルですが、12年後に当たる、今にフィットした経営方針を予言したかのよう内容です。ビジネスモデルにも時代の潮流による流行り廃りがあり、限りあるリソースを最大限に活用して成功するためには、仮に成功し続けていたとしても、過去になりつつあるビジネスに見切りをつけないと、新しい波に乗るビジネスを切り拓いて行けないのかもしれません。アップルの変身は、典型的でしょうし、設備投資した企業は、工場を持て余していましたからね。2018/06/09

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