ちくま新書<br> 世界をよくする現代思想入門

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ちくま新書
世界をよくする現代思想入門

  • 著者名:高田明典【著】
  • 価格 ¥836(本体¥760)
  • 筑摩書房(2014/08発売)
  • 新生活を応援!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~4/5)
  • ポイント 175pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784480062840

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内容説明

難解で役に立たないと思われがちな「現代思想」。しかし、それらの思想が、どんな「目的」を持って、どういう「道筋」や「思考の技術」を使って展開されているのか、を見ることによって、「難解さ」は解消し、「役に立たない」という批判は誤解にすぎないことがわかるでしょう。本書では、「現代思想」によって、「幸福」や「よさ」を追求するための技術を解説し、それが日々の生活の中で使えるようになることを目指します。繰り返して参照するのにも便利な「ブックガイド」「キーワード解説」付き。

目次

第1章 現代思想の目的
第2章 現代思想の「土壌」
第3章 現代思想の「誕生」
第4章 現代思想の「変遷」
第5章 現代思想の「現在」
第6章 現代思想の「これから」

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

WATA

59
現代思想の見取り図を与えてくれる良書。特に、序盤の「〜が何であるかを考えるのが形而上学」「〜が何であるべきかを考えるのが倫理学」という哲学の分類は分かりやすい。最終章の、世界をよくするためには「私の周囲xメートルの世界を、今私が正しいと思う方向に変化させる」ことを実践するしかない、という結論にも納得。一方で、中盤で展開される「世界をよくする」ことの思考と問題意識の説明は理解しきれなかった。この部分は、巻末のブックガイドの本を何冊か読み、現代思想の迷宮で一度迷子になってからでないと掴めないのかも。2014/06/01

ころこ

19
今さら、こういった総論的な入門書を読むのか、と思って実際に読むと、意外と得るものがおおきいのでした。初学者に対して、「要するにこういうこと」と、大雑把でも理解に資する簡潔な表現をしているところは随所にあります。例えば、本書におけるフッサールの現象学は科学の解釈学そのものですし、ウィトゲンシュタインの言語使用説は、岡ノ谷一夫『さえずり言語起源論』と通底するとの確信を強くしました。簡単に読まれなければならない本だからこそ、著者の租借力が問われるというのは、何の分野でも同じだろうと思います。2018/03/23

harass

18
現代思想入門とガイド本。この本は、『現代思想』の意図と目的を明らかにすることで、内容をわかりやすく紹介している。どの本も世界をよくするにはどうすればいいのか(!)という、明確な目的があるとの指摘には改めて驚いた。前からの疑問でもあったが、哲学思想の本なのにわざわざ『現代思想』と分類されるものがある理由を知った。個人的になローティを読みたくなった。こういう本は何冊も読んできたが久しぶりに知的興奮を味わった。いかがわしい健康食品や健康法のような題名なのでスルーしていたのがもったいなかったなと反省した。2013/10/29

ろぶくん

10
「はじめに」で書かれているとおり、何を目指しているのか、目標に対しどういう道具を使うのか、できるだけわかりやすく解説するという方針で執筆されている。何とか理解しようと読み進めたが第5章「現代思想の現在」あたりからよくわからなくなってきて、流し読みになってしまった。後半ブックガイドがあるので、何冊か読んでみようと思う。2020/11/10

ゆうき

4
「世界をよくする」という目的を達成するためはどうすればよいかという命題を通して、現代思想家達の思想を理解していこうというもの。個人的にはローティの考え方がしっくりきた。ローティの考えに則れば、世界を良くするのに必要なのは局所的な正しさであり、普遍的な正しさではない。全体が普遍的な正しさ―正義―を追い求めれば必ず争いは起こる。というのも集団ごとで何を正義とするかはそれぞれであり、必ず差異があるからである。正義には集団ごとの任意性が存在し、全体として一意に定めることは出来ないのである。2009/07/06

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