内容説明
文芸誌の新人賞を獲った香山は舞い上がった。が、第二作で早くも挫折した彼は、苦し紛れに路上で小説を売る男から作品を買う。我がもののごとく発表した香山は一躍名声を得たが……それが蟻地獄の始まりだった。七つの殺意を描く傑作集。
感想・レビュー
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wang
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捜査関係者以外の第三者の偶然の発見が事件解決につながるわりと淡白な刑事物。傍観者の視点が一見無関係な事をきっかけにつながっていくのが面白い。作家北村直樹と退職者の山葉慶が傍観者の短篇が多い。2009/10/17
