マネーの公理 スイス銀行家に学ぶ儲けのルール

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マネーの公理 スイス銀行家に学ぶ儲けのルール

  • ISBN:9784822244699

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内容説明

「投機」の叡智を凝縮した一冊。日本初公開!

英国で1976年に出版され、ウォール街で密かにロングセラーになっている「投機の教科書」。かつて金融界で名を知られたスイスの金融マフィア「チューリッヒの小鬼たち」による儲けの掟を初めて明文化した。リスクを巧みにコントロールしながら資産を積み上げるためのノウハウと教訓を凝縮。個人投資家の間で圧倒的な人気を誇るカリスマトレーダー、ラリー・ウィリアムズ氏も、「一度読んだら絶対に薦めたくなる」と絶賛する。投資家のみならず、これから社会に出て資産を形成しようという人、あるいは定年後の資産管理を考えている人にも、ぜひ読んでいただきたい「お金の教科書」である。

目次

公理とは何か、どこからきたのか
リスクについて
強欲について
希望について
予測について
パターンについて
機動力について
直観について
宗教とオカルトについて
楽観と悲観について
コンセンサスについて
執着について
計画について

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いわにほ

23
投資活動の中で見える芸術性について書かれている良書。◆12の公理と16の副公理という構成で綴られている。全ての公理を一気に見てみると、ところどころで例外というか、数種の矛盾を感じてモヤモヤすることがある。が、それは「世の中は様々な理や偶然が絡み合って、たまたまそのソレがソノ様に顕在化しているだけ」という事なのだと気付かされる。訳者あとがきにて、これらの公理は人生の指南書にも応用出来ると言っているのも納得できる。◆今後、投資・投機を行ってく際には座右に置いておこうと思う。2019/10/17

デビっちん

22
再読。投資の王道として分散がありますが、リスクが低減する一方で、お金持ちになる希望も同じくらい減少させる、という表現が刺さりました。分散させているものを分散して所持しているので、1つに絞るか検討します。投資の内容ですが、人生も同じで分散してリスクを減らすことと、集中して得られるリターンこと、その2つをマネジメントすることが大切だと感じました。2020/09/27

デビっちん

19
四方を山に囲まれ、資源も豊富とは言えないスイスという国が、どうすれば生き残れるかを考えたのがおカネについての考え方でした。本書で解説されるおカネについての公理は、投資だけでなく、人生の意思決定にも応用できる内容だと感じました。何事も自分の心と周囲の人という関係は切り離せないのですから。そして、公理をただ鵜呑みにするのでなはく、その意味、関係を考えないといけないとも感じました。2019/07/08

uD

14
投資(投機)の哲学について書かれており、内容は「手法」ではなく、「心構え」に関するものが中心的。なので大幅に拡大解釈せずとも株式市場だけでなく、人生の様々な選択に活かすことができると感じた。インデックスファンドの長期積立投資も、テクニカル分析による短期集中投資も、絶対視してはいけない。「人生を生きる賢明な方法はリスクを回避することではなく、自らをあえてリスクにさらすことであるという結論に達した。」リスクを把握して自らそれを選択することは、自分で決めて自分の人生を生きるということに他ならないはず。再読必須。2020/04/25

11
お金について、とりわけ投資についての理屈を12個述べている。構成は各章で「提起→例→まとめ」なので、極論最初と最後だけ読んでおけば言いたいことはわかる。個人的には各章のまとめにいくらか補足したいところではある。2020/07/12

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