内容説明
全国大会での優勝経験もある、光が丘中学校吹奏楽部の夏の合宿先に選ばれたのは、神主島という、島原半島のほど近くに浮かぶ小さな島だった。しかし、この島で充実した合宿生活を送るはずだった彼らを待ち受けていたものは……。壮大な運命に立ち向かう少年少女たちを描いた、著者渾身の感動巨篇!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ミーコ
17
「神はサイコロを振らない」を数年前に読んで とても良かったので こちらも読んでみた。面白いのは、面白いんだけど「神は…」の印象が強すぎで ちょっと物足りない感が… 他の作品も読んでみたい。2013/05/31
りえぞう
7
吹奏楽部を舞台にするとどーしても人数多くなっちゃって人物を描くのが難しいよねーってのはわかるけど、なんか読みにくい文章でねー。SFであり歴史ものであり、書きようによっちゃー面白いお話なのに、うーん・・・なんか勿体ないなー。2010/08/20
♪りんまま♪
5
合宿のため神主島を訪れた光が丘中学の吹奏楽部員。吹奏楽漬けの熱~いお話かと思ったら、なんと400年前にタイムスリップ(*_*)SFでサバイバルなお話でした。登場人物が多くてこんがらがるけど、まあ面白かったです。期待してたのとは違ったけど。2014/04/11
べっちー
4
これも登場人物が多くて混乱する。子供たちが聞き分けが良くてビックリする。きっとええとこの頭のいい学校なんでしょうね。説明調のエピローグはガッカリ、なぜ彼と子供一人が戻れたのか釈然としない2021/10/28
くまたす
4
★★★☆☆ 吹奏楽部の合宿に来た島で、部員の中学生や教員、ボランティア学生らが島ごとタイムスリップする、という話。 個人的には「神はサイコロをふらない」のほうが面白かったな。 自分なりに理由を考えてみると、キャラクターの心情にリアリティが足りないような。タイムスリップで二度と家族に会えないかもしれないのに、ややドライに描かれていたような。 もう少し、主要キャラクターに寄り添っていたら、感情移入できたかも。2020/07/25




