内容説明
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『方丈記』は、日本文学史上まれに見る思想的作品である。仏教的視座をあわせ持つ野心的文学研究。
目次
総論編(『方丈記』『発心集』解説
『方丈記』の世界)
各論編(蓮胤方丈記の論
『方丈記』の思想的基盤-『維摩経』・『発心集』との関わりにふれて
論争へのいざない-学界時評子へ ほか)
付論(『更級日記』と『法華経』(講演)
『更級日記』の構造と仏教
「聖」・「聖人」・「上人」の称について-古代の仏教説話集から ほか)