内容説明
戦争から敗戦、高度経済成長期という時代の流れのなかで、徹底してアマチュアとして長野県で人々の生活を撮り続けている熊谷の熱いまなざしを、聞き書きを交えて描写する昭和の異貌。
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目次
プロローグ 記録する視線と記憶された昭和
第1章 童画家としての出発と写真集『会地村』の刊行
1 複製技術時代下の絵画の習得
2 童画家としての出発
3 写真集『会地村──一農村の写真記録』刊行へ
4 写真集『会地村』をめぐる同時代的状況
5 戦時下の熊谷元一
第2章 『農村の婦人』から『一年生』へ
1 戦後の民主化と農村婦人へのまなざし──『村の婦人生活』と『農村の婦人』
2 子どもたちへの視線──『一年生』へ
第3章 高度成長期とふるさと
1 高度成長の時代に
2 一農家の一年
3 アマチュア写真家の時代──熊谷と矢澤昇
4 高度成長期とふるさと回帰
第4章 昭和の記録/記憶
1 昭和史回顧の流れのなかで
2 『ある山村の昭和史』──テレビドキュメンタリーから写真集へ
3 激動の時代の証言として
4 阿智村での作品保存事業と『一年生』たちの軌跡
5 昭和の子どもへのノスタルジー
エピローグ たゆまぬ「現在形」として
あとがき
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