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内容説明
「CDで落語の名演を聴く」がコンセプトのシリーズ第二弾。名作七〇話について、志ん生、文楽、圓生、小さん、志ん朝などの名人の名演を、前作以上の厳選の姿勢で紹介する。
目次
1 親の背中に何見て育つ
2 成功は失敗のもと
3 かかあ天下が三日天下だったなら
4 愛は人類を救うか
5 デコボコ道でも我が道を行く
6 金は天下を回れるか
7 せめて地域のヒーローに
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
pocco@灯れ松明の火
6
落語会へ行く前の予習2011/05/30
imagine
3
奥付によると、著者はCBSソニーのプロデューサーさん。三代目古今亭志ん朝が唯一高座の録音を許したという。『古典落語CDの名盤』の続編にあたるのが本作で、それでこれだけ有名な演目があるのだから落語の世界は深い。講談社学術文庫『古典落語』のように噺自体を味える容量はないが、よりダイジェスト化されていて噺のあらすじを手っ取り早くチェックするには有用。2017/09/01
壱萬参仟縁
2
評者は、落語への興味は立川談慶師匠の信越放送「ともラジ」が影響している。この間は、落語とアカペラがコラボで面白かった(9月29日放送分)。落語会も、大学院というアカデミズムと同様、「流派の世界では、他流に学ぶことは許されない」(197ページ)という。確かに、師匠と弟子の伝統的な人間関係だから、大学院での指導教授と院生の偏狭な、濃密な人間関係と似てくるだろう。流派も、学術界も、掟破りで、波紋、学位やらない、というハラスメントを受けることとなる。そこが残念だが、70話もあるので、自分のお気に入りは見つかる。2012/10/04
Q-Q
0
前作と形式は同じ。噺毎ではなく、噺家別にまとめてもいいかもしれないと思った。2015/12/17
uchi93
0
同じ京須氏の「古典落語CDの名盤」の続編かな?よいガイドブックではあるが難点も同じ。2012/10/15