パールハーバーの真実 - 技術戦争としての日米海戦

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パールハーバーの真実 - 技術戦争としての日米海戦

  • 著者名:兵頭二十八
  • 価格 ¥630(本体¥573)
  • PHP研究所(2013/11発売)
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  • ISBN:9784569665528
  • NDC分類:391.27

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内容説明

パールハーバーで完勝した帝国海軍の「正規空母・艦上攻撃機・航空魚雷」の3点セットは、実は山本五十六にとって最も親近感が持てない兵器システムだった!――本書は、気鋭の軍学者が“技術”という側面から日米の大海戦を比較検証した注目の論考。ほとんど同じ日本の空母艦隊が、なぜ真珠湾奇襲作戦では大勝し、わずか半年後のミッドウェー海戦では惨敗したのか? 日本とは逆に、なぜアメリカは航空魚雷に期待せず、急降下爆撃を重視したのか? など、真の勝因と敗因を明らかにする。「山本には水雷色の強い『3点セット』を直率する自信もなかった」「どのくらいの炸薬で魚雷は戦艦を沈められたか?」「九七艦攻の発艦の準備には手間がかかりすぎた」「まさしく『ヤマモト銃』だった、エリコン20ミリ」など、兵器の性能から、運用・開発にいたる日米の技術思想の違いまでを、幅広く解説する。圧倒的なデータ量を駆使して迫る、太平洋戦争の真実!

目次

第1章 艦攻と魚雷(日本海軍人に「決戦強要」の信念を与えた「3点セット」 「艦攻」の成り立ち ほか)<br/>第2章 魚雷主義(「九六陸攻」が山本五十六の戦争観を支配するまで 不評だった「八九式艦攻」 ほか)<br/>第3章 発艦と着艦(作業の妨害要因としての回避運動 九七艦攻の発艦の準備には手間がかかりすぎた ほか)<br/>第4章 機銃装備(「20ミリ機銃装備戦闘機」への道 20ミリと12.7ミリの始まり ほか)<br/>第5章 空母の性能(レーダーの有無の意義 空母の回避性能と燃料 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

CCC

6
タイトルはこれですが、サブタイが本題です。技術力と使用兵器の能力、運用法の話で九割。歴史をちゃんと知るには、物語よりも前にこういう風にデータと向き合わなきゃいけないんだろうなあと思わされました。2016/08/04

osiripenpen0

1
ひたすら日米兵器のデータ比較。かなりマニアック。それでわかるのは対米戦争は物量とか以前に技術的にもかなりの無理ゲーだったということ。パールハーバーとミッドウェー海戦で何が起こったか幸い知っていたけど、その2戦がどんな戦いだったのかの説明が無いので戦史かじって無い人にはちんぷんかんぷんだろうな。海戦ゲームでは魚雷をバシバシ撃ちまくってるけども実は1200個の部品でできてる1発今の価値で数千万円くらいの超絶高級品だったのね。2022/10/10

kisuca

0
空母・艦攻・航空魚雷の3点セット × 基地航空隊による陸攻 山本 20ミリ機銃の価値 対空砲火の効果2013/12/29

とのパパ

0
タイトルと内容は全く関係ありませんね。魚雷と機関銃の日米の性能比較です。2017/01/27

スターリーナイト

0
2016-55 内容がマニアック過ぎた。2016/07/22

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