内容説明
「きみは親友だから」憧れの先輩エリックとの夢のような一夜を過ごした翌朝、リーはその残酷な言葉に凍りつき、現実を知った。やがて時は無情にも流れ、無垢な女学生は冷静沈着な大人の女性に成長した。もう2度と、どんな男性にも傷つけられはしない――そう誓った今、彼女は心おだやかな日々を送っている。ところが今朝オフィスのドアを開けると、変わらぬ笑みをたたえたエリックが立っていた。怒りと悲しみ、そしていとしさに貫かれ、リーは言葉を失った。■『闇の使徒たち』第6話では、濃密なサスペンスに絡めてせつない片思いが描かれます。ヒロインの一途な恋心が伝わってくる作品です。過去のヒーローたちも登場します！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アカツキ
5
父の事故死にショックを受けたヒーローは、親友のヒロインに慰めを求めて関係を持ってしまう。必ず戻ってくると言ったヒーローだったが、幼馴染と結婚すると電話で告げて連絡を絶つ。10年後、例の大事件の犯人に仕立て上げられそうなヒーローは弁護士のヒロインに助けを求める…。シークレットベビーもの。黙って出産したヒロインに怒るヒーローの気持ちもわかるけど、自分のことを棚に上げてよく言うわとイラッ。とはいえ、言うことはしっかり言うヒロインのおかげでストレスは感じず、読後感も良かった。2019/02/17
mum0031
2
弁護士のリーと、投資銀行員のエリック。 10年前の一夜で、エリックの息子を妊娠。 ひた隠しにして来たが、エリックが犯罪に巻き込まれ弁護士として再会する。 勝手に、子供を産むんだ。。 子供の成長は早いよ。 秘密は良くないね。 全ての道は、ジェイクに通ずる。2017/09/22
