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内容説明
注目の次世代エネルギー「海洋温度差発電」の世界的権威が成果を最大限に高めるための方法を伝授します。仕事でも、武道でも、芸術でも、そして人生でも、がむしゃらに「押す」だけでは成果ははかばかしくありません。成長する人や企業は絶妙な「押し」と「抜き」のバランスを心得、自らの柱の一つとしているのです。そんな「抜き」の技術がここにあります!
目次
第1章 「抜き」の効用に気づく(力を抜く仕組みがないものはもろい 効率一〇〇%の仕事はありえない ほか)
第2章 「力み」を抜いて生きる―生きやすくなるための技術(生活の中の「すき間」は生きやすさのコツ 「記憶を抜く」という精妙な脳の仕組み ほか)
第3章 「捨てる」側から発想する―成長する組織・売れる商品の共通項(力を絶妙にかわした先人たちの知恵 行列のできる焼き肉店の「うまい抜き」 ほか)
第4章 適度な「抜き」のバランスが人間関係を自在にする(人間は成長すればするほど力みが抜ける 限界がきたときにどう振る舞うか ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヘル・Wの空中庭園
1
仕事で、肩の力が抜けないという壁にぶつかっていた今日この頃、ちょうどぴったりな感じのタイトルに惹かれて読んでみた。昔の佐賀藩の水路とか、海洋温度差発電の話とか、例が多くあげられていたので、抜くことの有用性については非常にわかりやすかった。一方で、じゃあ現実に力を抜くためには何をしたらいいかという具体的なノウハウについては言及が少なかったかなという印象。ま、だけど本書にも書かれてたけど、そういう直接的な成果を手っ取り早く手に入れようとする姿勢もきっと良くなくて、もっと長い目で捉えることが必要なのよね…2010/05/11
ひろつそ
0
確かにコタツというのは、無駄に暖める部分を削ったものだ。日本に染み付いている技術か。2011/07/14
ko1kun
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まさに自分が言いたかったこと、思っていたことが書かれている。一歩引くこと、遊びの部分を持つことは、何に付けても大切だよな。2011/06/13
呑司 ゛クリケット“苅岡
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必要最低限と言うことに拘った時がある。そのうちミニマルアートに行き着くことも出来て考えると、アートに限らず無駄の造り上げたモノは、必ずしも無駄なモノではなく人を癒し、和ませるモノだったりする。しかし、ことをビジネスに限れば、最もムダな会社ごっこはいつまで続けられるのか。無理 ムラ 無駄、3ムの追放を標榜した頃を懐かしく思う。2021/12/13