20世紀の怪物 真実のアドルフ・ヒトラー

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20世紀の怪物 真実のアドルフ・ヒトラー

  • 著者名:金森誠也
  • 価格 ¥630(本体¥573)
  • PHP研究所(2013/12発売)
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  • ISBN:9784569664989
  • NDC分類:289.3

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内容説明

絵描き志望の不遇な一人の青年が、政治活動に身を投じるや、たちまち権力の座へと駆け上がり、20世紀最悪の独裁者として歴史に名を刻んだ――アドルフ・ヒトラーという人物を考えるとき、ユダヤ人大量虐殺に象徴される独善的な思想・政策がいかに形成されたかは大きなテーマの一つだ。本書は、その考察の寄る辺を各種資料に残されたヒトラーの生の発言に求め、多角的に検討を加えた一冊である。第1章「ヒトラーの生涯と戦略」で全体像を俯瞰したあと、第2章「対外政策」で周辺諸国への対応を、第3章「人生哲学」でその思想・信条の底流にあるものを探っている。とくに第2章で紹介される日本の松岡洋右外相、大島浩駐独大使との会談は、同盟国日本へのヒトラーの本音が漏れ聞こえて興味深い。第4章はヒトラー側近たちの列伝、第5章では後世への影響を論じて、手軽な文庫版ながら“20世紀の怪物”の真の姿を見事にあぶりだしている。

目次

第1章 ヒトラーの生涯と戦略―その全貌を概観する(目的なき青春 政権獲得から開戦まで ほか)<br/>第2章 ヒトラーの対外政策―列強への対応(ヒトラーと日本人 ヒトラーと大島大使 ほか)<br/>第3章 ヒトラーの人生哲学―思想・信条の底流にあるもの(ヒトラーの英雄崇拝論(カール大帝からナポレオンまで)<br/>頭より体が大切だという教育論 ほか)<br/>第4章 ヒトラーの部下たち―ゲーリングからボルマンまで(洒脱だが軽率なヘルマン・ゲーリング(一八九三~一九四六)<br/>狡猾な宣伝相ヨーゼフ・ゲッベルス(一八九七~一九四五) ほか)<br/>第5章 ヒトラーの遺産―後世いかなる影響を残したか(戦後も日本に期待したヒトラーの遺言 ネオ・ナチズムについて)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひの字

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真実というと大げさであるが、PHP文庫らしい纏め方であった。ヒトラー系の専門書の読者には物足りないと思う。事実、私には物足りないものであった。入門書としてはよいものとは思うが。2017/11/15

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